朝刊を何気なくめくっていると、何やら懐かしい光景が飛び込んで来た。それは、八ヶ岳をバックに特急あずさが走る新府桃源郷の写真で、それが表紙になっている雑誌の広告なのだった。本日創刊の週刊「鉄道絶景の旅」(集英社)がその雑誌。「これは!」というので早速買い込んで来た。創刊号は特別定価290円と格安(半額)。「分冊百科」という新シリーズの一つで、毎号集めて綴じれば百科事典の一分野が出来上がる。というか、発行され続ける限り際限なく増殖しそう。1年くらい購読すれば、ちょっとした「鉄ちゃん・鉄子」の誕生だ(爆)。
2009年5月アーカイブ
このところ、日曜といえば悪天候が続いている。今週末も日曜に天気が崩れるとのことで、土曜日に撮影に出掛けた。今回は神代植物公園。深大寺に隣接し、武蔵野の面影を残し緑濃い土地柄だ。この時期、植物公園は「春のバラフェスタ」を開催。園内は約30万輪のバラが咲き乱れ、甘い香りに包まれる。
折角の休日だけれど、今日は荒れた天気。鈍色の空からは雨粒が落ちて来るし、木立を揺らすほど風も強い。雨なりに撮れないこともないが、今日はひさびさに自宅に籠っての作業。PCの前で撮り貯めた写真のチェックをしたり、去年の尾瀬行きのRAWデータを現像して、iMac用のデスクトップ用のバックグラウンド(いわゆる壁紙)を変更したり。このブログやHPのデザインを変更したいとも考えているが、なかなか手が回らない。
とりあえず、やれることからやろうとOM-2SPで撮ったポジフィルムをディスプレイに載せて、E-520で撮ってみた。よく雑誌などでフィルムをそのままデザインのレイアウトに利用しているが、あれを擬似的にやってみた。ライトボックスがないのでPCを使ったのだが、等倍に拡大するとディスプレイのドットが目立って目障り。やはりライトボックスは必要。いつも新宿のヨドバシを利用するのだが、フィルムプリント館には大きなライトボックスというよりテーブルがあるので、現像が上がったら即チェックしてそのままプリント依頼出来る。自宅には必要がなかった・・・。
これとは別に、フラットベッド・スキャナーに透過原稿ユニットを乗っけてポジスキャンも(ちゃんと)やりました(笑)。しまってあるのを箱から引っ張り出してスキャンするのが結構面倒で。スキャンが大量にあるのなら専用のフィルムスキャナーを導入するのだが。結局、こんな形でデジタル・データ化するなら最初からDSLRで撮った方がまし。銀塩は、あくまでもプリントして個人的に楽しむものかなと。むしろ、プリント以前にライトボックス上でルーペ片手に眺めている段階が最高かも知れない。
メインマシンであるMacBook Proの内蔵ハードディスク容量は、当初80GBだった。当然足りなくなって、160GBのベアドライブを買ってきて交換したのが去年の7月の話。一気に80GBも増えたので、それまで撮り貯めた写真データの格納に悩んでいたのが嘘のように快適に。もうCD-RとかDVDに焼くのも面倒だし、そのまま放り込んでおくかと。バックアップだけ外付けHDに取っておけばいいのだ。ところが・・・1年後、どうなったかといえば、再び容量不足に悩むハメに。最近、撮影旅行に出掛けることが多かったせいで、RAWデータがあっという間にディスクを占領。ついに空き領域が5GBほどに。
アークヒルズで蝶を撮った勢いで、次に来た休日も何処かで撮影したくなった。候補としては、神代植物公園。薔薇園が見事らしいが、薔薇は撮ったばかりだ。あとは多摩動物公園の昆虫園。ここはまだ行ったことがない。あれこれネットで情報を漁っていると、多摩川でカワセミを撮るのもいいかな、と心変わり。聖蹟桜ヶ丘あたりに有名ポイントがあるらしい。あとは野川とか。その関連で調べ始めて、御岳渓谷の「せせらぎの里美術館」近くにポイントがあると知った。御岳渓谷は清冽な流れが心を洗う、いい所だ。その吸引力に負けて奥多摩に向かった。
GWの4日。都心にあるアークヒルズのアークガーデンが特別公開されると知って訪れた。地下鉄銀座線の溜池山王駅で下車、アークヒルズを目指す。六本木方面はたまに足を伸ばすが、アークヒルズは初めて。カラヤン広場には「ローズテラス」が設えられ、オペラ歌手が美声を響かせていた。連休中ということで人もたくさん集まっていた。
葛西臨海公園は予てから気になっていた場所だ。京葉線で京浜幕張や蘇我に行く時の通過駅だが、一度も降りたことがない。大観覧車と水族館で有名だが、バード・ウォッチャーにとっても楽しめる「鳥類園」があるのだ。久し振りに鳥を撮りたくなって、GW中だけれど彼の地を訪れた。さすがに水族館などの方面は大混雑の様子。けれど鳥類園は雑踏とは無縁だ。大体、バード・ウォッチングの愛好家といったら礼儀正しく、温厚。ないしは大人しいといった感じだ。人を押しのけて我先にといった性格がもっとも相応しくない(と想像)。
E-330の特徴は、何といってもCCDによるフルタイム・ライブビュー(Aモード)と撮像素子であるLive MOSによる高精度ライブビュー(Bモード)の組み合わせ。Bモードでは10倍拡大表示されるので、フォーカスを当てたい部分を追い込んで撮影することが出来る。つまりAFでは困難な雌しべにジャスピンの写真が容易に撮れるのだ。さらに、ファーム・ウエアを1.2以上にバージョンアップすれば、Aモードで撮影中にドライブボタンを長押しすることにより、一時的にBモードを呼び出すことが出来る。AモードのAFで大体フォーカスを合わせておいて、Bモードに切り換えて厳密にピント合わせするなんて鮮やかなテクニックも披露出来る。
作例は50mm F2.0マクロ。(ISO100 f3.5 1/320秒)
以前「ミニチュア風に」というタイトルのエントリーで紹介した「本城風スタイル」。Tech総研のブログで紹介されていた[ToyImage2.20]を試してみた。DLして展開したフォルダ内のアプリケーション・アイコンに画像をドラッグするだけ。細かい設定は無理だが、簡単にミニチュア風の絵作りを楽しめる。画質にはちょっと難ありだが。作例は文京シビックセンター展望台からの俯瞰。少年野球の練習風景を撮ったもの。残念ながら、リンク元のブログは3月末で終了してしまっている。