2009年4月アーカイブ

タラノメ考

| コメント(0)

 箱根湿生花園で、ルートに沿って木道を巡っていると「タラノメ」をみつけた。天ぷらにすると堪えられない。(春の)山菜の王者という人もいる。その故か、低い所の芽は誰かによって摘み取られていた。これはちょっと頂けない。園内にははっきりと警告があるにも関わらずだ。


P4260868.jpg

箱根湿生花園

| コメント(2)

 日曜日。山形西蔵王の大山桜の撮影を模索してみたものの、前日の段階で荒天が予想されたため、断念。JR東日本の「土・日きっぷ」を使えばかなりのエリアで乗り放題で新幹線も利用出来る(18,000円)のだが。代わりに以前から興味があった「箱根湿生花園」を探訪することに。


P4260870.jpg
 

E-3のAF

| コメント(0)

 E-3のファームウエア・アップデートでVer 1.4が公開されたので、早速DLしてアップデートを実行。今回のアップデートでは、十字ボタンでAFポイントを切り換える機能が追加された他、AF動作の改善ということで、明るいレンズでのAF精度の向上とC-AF時の連写スピードの向上が謳われている。
 日曜日、新宿御苑で遅い八重桜を少し撮った後、JR中野駅のホーム端で中央本線の特急を狙って実写テスト。連写時にはスピードもさることながら、AFの追随性能が重要。実は、相模川鉄橋で富士山と特急を撮った時、AFが手前の鉄柵に合ってしまい、等倍で見ると列車が多少ぼけていた。「特急富士」を撮る機会は永久に失われたため、リベンジも出来ずに苦渋の思いでいた。これは現場で迷ってしまい、50-200から14-54にチェンジしたため画角が広がってターゲット以外にAFが合ってしまったケース。木立の中にいる野鳥を撮る場合にも起こりがちだ。C-AFで列車の先頭にAFを合わせたら、ずっと追い続けて欲しい。その点では問題ないように思われる。これ以外のスポーツ・シーンでの性能向上はどうだろうか。機会をみてテストしてみたい。


P4195230.jpg

P4195231.jpg

P4195232.jpg

P4195233.jpg

QuickPan Ⅲ CS

| コメント(0)

 今回入手したQTVR用機材の詳細。KAIDAN社のQuickPan Ⅲ CSというパノラマ・ヘッド。Nikon COOLPIX4500専用のブラケットを汎用に「力業」でどうにかしようというわけ。COOLPIX4500+ワイコン、またはフィッシュアイ・コンバーターの利用で360°ぐるっと回った通常のパノラマ作成を前提にしていたようだ。それをCubic VRに使うには上45°と下45°の画像を前方・後方計4枚追加する。現在保有しているのはOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheyeという対角線魚眼。水平方向には重なる部分を入れて、余裕をみても6枚撮れば十分。QuickPan Ⅲ CS下部のRotator Baseは12箇所でクリック固定される構造。正確に円周方向の撮影が可能。


P4070708.jpg

浜離宮 (QTVR)

| コメント(0)

 浜離宮恩賜庭園で撮影したデータでQTVR(Cubic VR)を作成。カメラはE-420で1000万画素超だから解像度は十分かと。細かく見ると、桜の枝と枝の繋がりが一部具合悪いのだけれど。VRはHPへのリンクからどうぞ。


Rikyu_top.jpg

桃源郷に酔う

| コメント(0)

 東京の桜が散ると、ほぼ同時期に山梨の桃が開花の時期を迎える。DCMのバックナンバーで、桃の花と八ヶ岳、それに「特急あずさ」の写真を見て、これと同じ構図で撮りたいと思った。目指すは韮崎の先の新府桃源郷。武田勝頼が築いた新府城址にある。当初は「特急あずさ」で行こうと考えていたが、よく調べると「ホリデー快速ビューやまなし号」という臨時列車が土曜・休日に運行されるのを知り、これに乗車することにした。特急に準ずる快適さが普通運賃で得られるのだ。


_4121325.jpg
 

 相模川沿いの蓮華畑は、今が盛り。今年は去年より春の進行が早いようだ。海野和男さんの「小諸日記」でも、静岡方面の蓮華の様子が紹介されていたが、随分早かった。この分では来週は微妙かも知れない。しかし、畑毎に種を蒔く時期が違うだろうから一概にはいえない。路傍でもう終盤という「つくし」を見つけた。蓮華草をひとしきり撮り終えると河原に向かう。河畔の斜面には芝桜。今年も美しく手入れされている。川下では相模大凧が上がっていた。


P4110750.jpg

P4110775.jpg

P4110768.jpg

_4111322.jpg

P4110797.jpg

 桜の季節ともなれば、居ても立ってもいられず何処かへ撮影に行っている。場所も、去年は神代植物公園だったから、今年は新宿御苑とか大体変えている。で、東京の桜といえば千鳥ヶ淵は定番中の定番。何か身近なようでいて、意外にもそんなに撮ってはいないのだった。前回は何時だったかと調べてみると、2005年に皇居をほぼ一周して撮っていた。機材はといえば、C-3100ZOOMだ。300万画素機。何と、E-1を買って以来まだ一度も撮っていなかった。その事実にちょっと驚いて、浜離宮に行ったばかりだが急遽千鳥ヶ淵緑道を訪れた。東西線の九段下で下車、地上に出ると超人気スポットである上、武道館で入学式はあるは、靖国神社はあるはで人並みが凄い。外国人の姿も結構見受けられる。桜は染井吉野が大半だが、そのボリュームが圧巻。これでもか、これでもかと迫って来る。川面にはボートが浮かび、水面に漂う桜の花びらと共に一幅の絵という感じ。千代田城の城壁との対比も美しい。何時の間にか、出城のような展望台が出来ていた。
 今日の機材はE-1だ。500万画素だが階調表現がいい。というか、一度はE-1で撮っておきたい。 銀塩機は買ったばかりのOM-2SPを。90mmマクロをゲットしたら試写しようと思って、OM-1も持って来ていた。90mmがOM-2SPに化けて、動作確認もしなくちゃならないし、喫茶店に寄って休憩しながら取説を読んだ。田安門から千鳥ヶ淵にかけてE-1で撮ったので、OM-2SPでは通りを渡って靖国神社の境内を撮影。スポット測光で。28mmを付けているし、E-1で撮ったばかりなのでファインダーの視界がやたら広い(笑)。シャッターの落ち方に「ああ、銀塩機だなあ」の思いしきり。


_4061592.jpg

_4061597.jpg

_4061604.jpg

_4061606.jpg

_4061619.jpg

_4061652.jpg

 唐突ながら、銀塩機にまた逝っちゃいました。織り重なって雲のようにたなびく桜の花びらを眺めるている内、中判機で撮ったらどれだけ綺麗だろうと考えて。いろいろサイトを巡って、入門機としてFujiのGA645あたりが手軽でいいかと思った。実際に新宿あたりの中古店を覗いてみるとMamiya 7なんてのもいいかと思ったり。勿論、基本としてPENTAX 645や67あたりも押さえておかねばならない。67のシステムの充実ぶりはさすがだけれど、大きいのが玉にキズといえる。しかし、そのレンズには魅惑される。中判機が頭の片隅を占めるようになったのは67Ⅱ生産終了の情報と無関係ではない。「この際・・」という気がちらとしたのだった。一方で、Fujiがこの4月に発売するGF670 Professionalにも興味がある。
 ただ、なかなか一気に中判導入には踏み切れない。そこまで使い切れるだろうかと悩む。そうこうしているうちにフジヤカメラのサイトにOM-2SPが載った。数日スルーしていたが、今度は90mm マクロが破格値で載ったのを見て出撃。90mm F2は100mm F2と共にOM使い必須とされる名玉だ。しかし、残念。今回も他の誰かに攫われてしまった。90mmの場合、HPに載ったらもう遅いと思わねばならない。レンズの資金が浮いて?結局、ガラスケース上にOM-2SPとOM-4Tiを並べて検討しているのだった。OM-4Tiはシリーズの到達点であり最高峰ともいえるだけに迷ったが、OM-2SPの方がはるかに程度がいいように思えてこちらを選んだ。人によってはOM-2SPこそ究極と断じるほどだ。SPはスポットとプログラムの略。OM-2 SPOT/PROGRAMが正式名。オート(絞り優先AE)とプログラムAE時にTTL中央重点平均ダイレクト測光、マニュアル時にスポット測光を使える。フルマニュアルのOM-1と比べ電子化が進んだカメラだ。DSLRを常用している身からすれば、やはり便利だ。あとはフォーカスを合わせるだけでほぼ思いのままの写真が撮れる(はず。まだ現像に出していない)。この上AFを求めるなら、もうニコンに行くしかないが、マニュアルフォーカスも何か楽しい。それにしてもDSLRだけで6台あるし、SLRがオリンパスOMが2台。それに旧いスクリューマウントのペンタックスS2があるし、コンデジ2台。どれを使うか迷うほど(笑)。誰かの言葉が甦る。「あれだね、カメラってのは増えるもんだよね」


P4070720.jpg

P4070721.jpg

浜離宮に遊ぶ

| コメント(0)

 穏やかな日曜日、久方ぶりに浜離宮恩賜庭園へ向かった。浜離宮の桜は本数が80本と少なく、新宿御苑などに比べると地味もいいところ。ただ、もとは将軍家の鷹狩場だっただけあって海へ向かって開け、潮風も漂って気持ちいいのが美点。おがくずを敷き詰めた小径もあって、フィールドを歩いている気分にも浸れる。桜、桜と血眼にならずまったり過ごすならここだ。新橋駅から汐留経由で歩いて15分ほどで到着。日曜だけあって人は多い。菜の花畑では、誰彼なく浮かれた様子でカメラや携帯のレンズを向けている。海岸まで出るには結構歩かねばならない。どうにか確保したベンチで小休止。やっと落ち着いた気分でひさびさ持ち出したOM-1とE-420で代わる代わるにシャッターを切った。銀塩とデジタルの二刀流は意外とストレスを生む。同じ構図でカメラを替えて撮る行為を繰り返していると「面倒」との思いがもたげて来る。どちらか一方にした方がいいに決まっているが、まあ至急ブログにアップしようと思えばデジタルで撮る他ない。
 今回、浜離宮に来たのは最近入手したQTVR用の機材をテストするため。お花畑で菜の花やらその他桜を絡めて3シーンほど撮った。暇を見つけてQTVRを制作、アップしようと思う。


_4051215.jpg

_4051218.jpg


_4051236.jpg

_4051240.jpg

_4051278.jpg

2019年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

Powered by Movable Type 7.0.1