穏やかな日曜日、久方ぶりに浜離宮恩賜庭園へ向かった。浜離宮の桜は本数が80本と少なく、新宿御苑などに比べると地味もいいところ。ただ、もとは将軍家の鷹狩場だっただけあって海へ向かって開け、潮風も漂って気持ちいいのが美点。おがくずを敷き詰めた小径もあって、フィールドを歩いている気分にも浸れる。桜、桜と血眼にならずまったり過ごすならここだ。新橋駅から汐留経由で歩いて15分ほどで到着。日曜だけあって人は多い。菜の花畑では、誰彼なく浮かれた様子でカメラや携帯のレンズを向けている。海岸まで出るには結構歩かねばならない。どうにか確保したベンチで小休止。やっと落ち着いた気分でひさびさ持ち出したOM-1とE-420で代わる代わるにシャッターを切った。銀塩とデジタルの二刀流は意外とストレスを生む。同じ構図でカメラを替えて撮る行為を繰り返していると「面倒」との思いがもたげて来る。どちらか一方にした方がいいに決まっているが、まあ至急ブログにアップしようと思えばデジタルで撮る他ない。
今回、浜離宮に来たのは最近入手したQTVR用の機材をテストするため。お花畑で菜の花やらその他桜を絡めて3シーンほど撮った。暇を見つけてQTVRを制作、アップしようと思う。
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