2008年1月アーカイブ

冬の餌

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 木の実はヒヨドリにとって、冬場の重要な糧であるらしい。自室の窓からも見えるこの木は細い木だが、いろんな鳥がやって来る。近隣にはもっと大きな木もあるのだが、この木が人気?だ。その理由は結構な実をつけているからだろう。ヒヨドリは4〜5羽の群れでやって来ることが多い。その他の鳥は単独でいることが多く、長い時間は滞在しない。見つけてカメラを構える前に飛び去ってしまうので、中々撮影出来ないでいる。その点、ヒヨドリは悠々たるものだ。一種のテリトリーといっていいかも知れない。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm ISO640-800)


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霜柱の朝

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 東京は最低気温0.8°とこの冬一番の寒さ。地表付近はもっと気温が低いわけで、盛大に霜柱が立っていた。踏みしめるとバリバリと音を上げて壊れた。子供の頃は登校の時よく霜柱を踏んで歩いたものだが、最近は流石にあまり遭遇しない。この冬のトピックスとして記録すべくDSLRを持ち出した。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye ISO200)


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東京も雪化粧

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 前回の予報が空振りで、控えめに出されていた降雪予報。夜中にちらほら舞った後、午前6時前から本格的に降り出した。結構降ったわりには直ぐに溶けて路に積もることはなかったが、それでも公園や空き地、車の屋根などは白くなった。積雪というには微妙で、気象庁によれば記録は0とのこと。それでも二年ぶりの雪らしい雪だった。朝のうちに取りあえず近場の景色を撮影。立ち枯れのアジサイに雪の帽子。山茶花の蕾も凍えそうで。最後はライブビューで庭の畑を。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL 14-54mm ISO100)


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 フォトギャラリーに選手権準決勝の写真をアップしました。


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大寒・野鳥

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 「昨日の夜から今日にかけて雪」と殆ど確定的に語られていたのに。天気予報は見事に空振りしてしまった。何でも低気圧が(予定より)北上しなかったためだという。世界最高速クラスのスパコン(気象庁)を駆使して予測していても外れるのだなあ。
 冠雪の紅梅を撮る予定を、こちらも変更。大寒の冷たい大気中でも元気なヒヨドリを望遠で追ってみた。曇天のせいでコントラストも低く、絵的には締まらない印象だけれど。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL ED70-300mm ISO200)


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梅一輪

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 庭先で梅が一輪綻んでいた。
「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」(服部嵐雪)という句もあるけれど、東京は誠に寒い。この週末は更なる寒波に襲われそうで、日曜日に降雪の予報が出ている。もし積もったら、雪を冠った梅の花も撮ってみたい。
(写真データ E-3 ZUIKO DIGITAL ED70-300mm ISO800 f5.1 1/400秒)


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 出掛けようとしていると、ふと窓の外にキジバトが止まっているのに気付いた。距離は10メートルもない。E-3に70-300mmがついているのを引っ張り出して撮影。慌てる様子もなく、くつろいでいるようだ。お気に入りの場所だろうか。
 高校サッカー決勝戦のハーフタイムに外に出て、ちょうど咲いている山茶花を撮影。望遠マクロ。決勝戦を撮り損なったので、何か撮らないと収まらないのだった。フラストレーション。花が落ちることもなく、そのままの姿で立ち枯れているアジサイ。何か暗示的でシュール。


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 決勝戦は残念ながらTV観戦。一脚も購入し、やる気満々ではいたのだが。チケットが入手出来ず。当日券も早々と売り切れたらしく、ちょっと驚きました。準決勝を観戦した帰り、決勝戦の前売りにかなりの人が並んでいたのを思い出す。うーむ、やはりあれで入手すべきだったか。
 試合の方は流経大柏の圧勝といえる展開。あの藤枝東がシュート・チャンスすら容易に摑めないとは。途中交代の藤枝東の選手の話では、流経大柏のプレスが速くて思うような展開に持って行けなかったようだ。ペナルティ・エリアであわやというシュートを放ったのも河井だけ。それも枠を外してしまった。河井はしばしば数人に囲まれて仕事をさせてもらえなかった。それにしても瞬間的に決定機をつくる柏のFWは素晴らしい。攻撃的なMFの存在感も圧巻だった。結果は4ー0で流経大柏が選手権初優勝。


Wi-Fi天国

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 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080110/20080110_015.shtml

全国の産学官約100社・団体が参加する情報技術(IT)ビジネスの交流組織「ルビービジネスコモンズ」(福岡市、RBC)と福岡県、福岡市は9日、同市・天神一帯にケーブルを使わずにデータ通信ができる無線LAN(構内情報通信網)を整備し、2月をめどに無料開放する計画を明らかにした。一帯ではパソコンだけでなく、携帯ゲーム機やiPod(アイポッド)など、無線通信機能を持つ携帯端末からインターネットに自由に接続し、楽曲や地域情報を取得できるようになる。

 福岡市の天神地区(東京でいえば、銀座に相当するでしょうか)で無線LANを開放、丸ごとネット空間にしてしまおうという計画が進行中。以前聞いた話ではFREESPOT(バッファローが主宰、推進している)化する計画だったような。その後FONのルーターを使う方向になったらしい。この話、アップルが一枚噛んでいるというから興味津々。いずれにしても、うらやましい話だ。福岡の天神は、商業集積地としてあらゆる業態が進出している。いろんなサービスが提供されていて、一日中いても飽きない繁華街だ。映画を見たり、ショッピングした後カフェや公園で気ままにネットに接続、メールチェックしたり出来る。天神地区は一日で歩き回れるほどよい広さで、都市空間としてちょうどよい規模だ。東京でも、例えば銀座や新宿あたりをWi-Fi解放区にしてしまえばいいと思う。どんなに便利だろう。秋葉原を再開発するというなら、少なくとも無線LANは提供して欲しい。
(写真・天神界隈)


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 準決勝の藤枝東対高川学園戦の河井の決勝点(前半11分)。撮り損なったと思い込んでいましたが、今日改めてチェックしたところ、撮れていました(笑)。連写した中の一枚。LIGHTROOMに読み込んだ分を見ていて気がつきました。この試合、E-3で撮ったのは315枚。HDDの中で2.9GBを占有中。
 NTVのオフィシャルサイトに流経大柏対東福岡戦の動画がアップされたので閲覧。改めていいゲームだったんだなあと思います。0対0だったけれど、どちらに点が入ってもおかしくないシーンが満載。


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 フォトギャラリーに選手権1回戦(松商学園戦)の写真をアップしました。


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 昨年を含め、三度決勝戦で苦杯を嘗めた東福岡が遂に頂点に。おめでとう、諸君の努力に頭が下がります。試合は前半2トライ、1ゴールを決めた時点で「もしかして楽勝?」なんて早合点してしまった。後半に1トライ、1ゴールを返され12対7になってからが大変だった。伏見工に攻め込まれ、防戦一方になると時計の針が遅く感じられてならなかった。終了間際の5メーターラインあたりでの攻防は胃が痛くなる思い。伏見工の波状攻撃に肝を冷やした。ここでトライを奪われ、ゴールまで決められたら逆転してしまう。それを再逆転するには時間も気力も足りないだろう。後半も30分を経過。ロスタイムを過ぎても中々笛が吹かれない。東福岡があえてボールを蹴り出し、プレーを切ってもまだだ。伏見工もプレーを切らさず、繋ぎに繋ぐ。その連続プレーは鬼神が乗り移ったかのようだ。ちょっとのミスでも試合が終わるのだ。しかし、その瞬間は訪れた。歓喜に揺れるスタンド。
 大会前、主力メンバーを踏切事故で失い、弔い合戦でもあった。サッカー部からラグビー部に転部した選手もいた。様々な人間模様が交錯する優勝戦だった。


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 準々決勝での東福岡の敗退は、かなり戦意をくじくものだった。心の中では国立のピッチに立つ赤い彗星をイメージしていたからだ。かくして準決勝を観戦する計画は白紙に戻った。しかし、テレビ中継が始まり流経大柏の大前が豪快な先制点を決めたあたりから心が揺れ始めた。画面では結構空席も目立ち、場所に困ることもなさそうだ。やはり、国立では撮影してみたい。地下鉄大江戸線が開通したことで、アクセスもとてもいいのだ。前半終了間際に家を後にしていた。
 スタジアムに入ると、既に両校が整列して津工が3位表彰を受ける場面だった。したがって、大前が大ブレイクした後半を目撃することは出来なかった。しかし、4点というのは凄い。津工の選手がピッチを一周、うなだれて歩いて来た。大敗したといっても恥じることはないさ。なにしろ、東福岡が初めて国立の地を踏んだ年は国見高校と対戦、8失点して敗れているのだ。
 第2試合は一転して引き締まったゲームになった。前半に藤枝東のMF河井が強烈に振り抜いた一撃が高川のゴールに飛び込んだ。そちらのゴール裏は完全逆光だったので、反対側のゴール附近に位置していた。したがってそのゴールの瞬間はうまく撮れなかった。後半は藤枝東がこちらに殺到、目の前で怒濤のゴール・ラッシュを見られるかと思ったが。結局この試合の得点は前半の1点のみだった。


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 第86回全国高校サッカー選手権の準々決勝流経大柏対東福岡戦は、5日市原臨海競技場で行われた。前半開始早々から東福岡は相手サイドのピッチ上で攻撃を仕掛けた。度重なるCKを得て圧倒的にゲームを支配。これにはちょっと驚いた。しかし、最後の詰めが甘くシュートが逸れるなどして点が入らない。柏も大前へのマンマークが厳しくなかなかシュートを撃たしてもらえない。そのまま前半終了。
 サイドが変わった後半は一転して流経大柏のペース。再三東福岡ゴール前でいい形を作ってシュートを放つ。が、ポストに嫌われたりしてやはり点が入らない。そうこうするうちに東福岡も決定機を摑めず膠着状態に陥る。前半は点の匂いがぷんぷんしていたのだが。ハーフタイムの東福岡ロッカールーム内では「いける」というムードだったそうだ。あっという間に時間が経過。PK戦の可能性が強くなってきた。それは東福岡にとってはよくない形だ。悪い予感がしてきた。0対0。井上を出場停止で欠いたのが痛い。
 PK戦。東福岡は2人目の慶越が外した。上田も柏の4人目をセーブしたものの、次の土田が外して万事休した。残念だなあ。明日日曜日はひさびさに国立のピッチに立つ「赤い彗星」を見られると思ったのだが。柏の臨時コーチには、あの帝京の前監督古沼氏が立ってあれこれ進言したりしていたそうだ。76、77回大会で帝京の優勝を阻んだのが東福岡だけれど、そういうことと関連があるのかどうか。帝京は以来優勝から遠のいている。大人の思いというものは伺い知れない・・・。


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E-3のライブビュー

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 E-3のライブビューといえば、2軸駆動式の液晶モニターを生かしてのロー・アングル撮影が一般的。これで低い位置にある花弁や地苔類を撮ろうというわけだ。勿論、昆虫の撮影にも最適。その他の被写体としては、犬や猫といった愛玩動物。猫の低い視点に合わせて撮るなら、腹這いになるかライブビューしかない。今回、飼い猫を撮影する機会があったのでライブビューの出番となった。野良猫と異なり、飼い猫は落ち着いていてくれるので有り難い。といっても目の前にレンズが迫ると警戒するので、何となく撮るというスタイルを維持するのに腐心した。ライブビュー、確かにあると便利な機能だ。
(ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 f3.1 1/250秒)


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 第86回全国高校サッカー選手権3回戦、東福岡対佐賀北が市原臨海競技場で行われた。隣県同士の対戦で、手の内を知り尽くした?相手とあって、内心危惧していた。やはり、やりにくいものだ。試合の方は前半17分に横山、後半14分と19分に串間と木藤が得点し、佐賀北の反撃を1点にとどめて勝ち切った。
 ついにベスト8進出である。やったね、おめでとう。しかし、次戦流通経済大柏戦が最大のヤマといえる。2007年全日本ユースの覇者との対戦は激戦が予想される。東福岡も3戦を勝ち上がって波に乗ったと考えている。勝ち方を知る両者だけに好ゲームになるのではないだろうか。流経大柏戦を乗り切れば、国立が待っている。あの雪の国立の感動の再現も夢ではなくなる。
 準々決勝は遠野対高川学園、藤枝東対三鷹、東福岡対流経大柏、津工対広島皆実という意外性の組み合せ。どれも面白いカードだ。目が離せない戦いになるのではないだろうか。

 第86回全国高校サッカー選手権2回戦、野洲対東福岡は柏の葉公園総合競技場で行われ、後半17分に井上のゴールで先制した東福岡が野洲の追い上げをかわし逃げ切った。
 東福岡は3日、市原臨海競技場での3回戦で佐賀北高校と対戦する。

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。

 今回、高校サッカーを撮るためにZUIKO DIGITAL ED70-300mm F4.0-5.6を導入した。2006年の大会で使った40-150mm F3.5-4.5がどうにも力不足と思われたからだ。カメラ本体もE-3にスペック・アップしてAFが劇的に速くなっている。これはどうしても実際に撮って検証する他ないでしょう。この試合での撮影枚数はE-3が225枚。何枚撮るのか全く分からなかったため、jpeg Largeサイズで記録。これは秒間5コマの高速連写のスピードを生かす上でも有利と判断した。但し、RAWで連写した場合でも別に書き込み速度が落ちるということではない。これは256MBほどあると思われるカメラ本体のバッファとExtreme Ⅲに負うところが大きい。数百枚撮影したとしても、実際に使えるのはごく一部だからRAW現像してもいいだろうが、速報性を求めるならjpegで撮影という結論に落ち着くかと。LIGHTROOMならJpeg現像という手もあるし。
 写真は1年生FW深町がドリブルで持ち込んでシュートを撃つまでを捉えた連続シーン。C-AF+MFモードで測距点は11点全てを使用。絞り優先でf6.3だがISOをAUTOに設定していたところ、200~250で推移していた。AFの追尾に破綻は見られない。描写もシャープでコストパフォーマンスの高い、いいレンズだと思う。


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