2010年3月アーカイブ

房総(菜の花)

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 東京ではついに開花宣言。自宅周辺では気の早い個体は既に満開の樹もあるほど。高知では盛りを迎えているようだし、静岡辺りはソメイヨシノも三、四分咲きということらしい。房総辺りはどうだろうか、線路際に早咲きの桜でも見られれば、そんな気持ちで新宿駅から総武線の電車に乗った。この日は朝から強風が吹き大荒れの天気。しかし、午後からは雲も切れて晴天が望めるということで思い切って出発。しかし中央線快速も、接続する総武線快速も軒並み遅れが出てしまっている。一応、来ることは来るのだが定時運行とはほど遠い。時刻表と睨めっこして接続を確認するのも困難。結局、鈍行で千葉着。千葉から内房線に乗って五井駅で小湊鉄道に連絡。12時21分発だが10分ほど待っていてくれた。上総牛久を過ぎると次第にローカル線の雰囲気に満ちて来た。飯給駅には13時20分頃到着。


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吉野梅郷

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 CP+の翌日は撮り貯めた写真の整理などもあるし、家での作業日の予定。しかし朝から抜けるような青空で、心がググッと動き始めたからもういけない(笑)。青梅の梅林で、雲のようにたなびく紅白の梅の花を眺めつつ昼飯を食べたらどんなに旨いだろう、なんて。近場だから11時台の青梅特快に乗れば12時頃に青梅駅に着く計算で。中野駅に駅弁がないので先行して三鷹駅の売店で弁当を調達。


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CP+

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 PIE(フォトイメージング・エキスポ)を発展的に解消、新しく誕生したイベントであるCP+に行ってみた。「撮る」「見る」「つながる」楽しさが体感出来るカメラと写真映像の情報発信イベント、というコンセプトらしい。会場はPIEの東京ビッグサイトからパシフィコ横浜に変更。今回初めて訪れたが、未来都市のようなイメージ。横浜という土地柄もあって被写体は無限にあるし、アフターの食事場所にもどれを選ぶか困るほど。すっかり気に入ってしまった。


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 北陸への旅で「能登」「北陸」の写真はたくさん撮り貯めた。「北陸」の寝台の写真など公開してない分も多数あるので、そのうち機会を見てアップしようかと思う。ただし、「乗り鉄」に徹した傾向もあるのでホームで撮った写真はあるのだが、走行中の写真はなかった。NHKの「趣味悠々」で広田尚敬さんが「能登」の流し撮りを撮ったのは夏頃の話(東富山)。金沢駅近郊では倶利伽藍なんて有名撮影地もあるが、もう夏期の早朝に撮影することは出来ない。東京側では一つ前の大宮を出てから上野までの25分しかチャンスがなく、この時期はまだまだ薄暗い時間帯で微妙だ(フォーサーズは高感度にアドバンテージがない)。直近に「北陸」の車中から眺めた感じでは感度を上げて遅めのシャッターを切ればいけなくもない感じだ。ラストランの13日早朝は無理なので8日に早起きして出掛けてみた(物好きというしかない)。現場は上越線が荒川を渡る荒川大橋付近。丸ノ内線の始発に乗り、新宿経由で池袋から埼京線に乗り換え赤羽で下車。あとは歩きだ。歩きに歩いたが「能登」の通過時間までに川に辿り着けず近くのビルの非常階段から撮った。時間は5時55分。「北陸」の通過は15分後なので、これは間に合ったが橋の全景を入れようとちょっと遠目から狙ったのが裏目のような気がする。感度不足で解像していない。もっと近くから撮ればよかったなあ、と後悔。


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かぶらずし

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 「かぶらずし」は金沢ならではの冬の味覚。この季節に最も脂が乗る寒ブリとかぶらをそれぞれ塩漬けにした上で、かぶらに切れ込みを入れブリの切り身を挟んで麹に漬け込んだ発酵食品。金沢では正月の食卓に必ず上るごちそうということだ。金沢への旅では食べる機会がなく(これは治部煮もそうだ)、東京に帰ってから池袋西武で「加賀百万石展」をやっているのを知り、出掛けて購入。四十萬谷本舗の「金城かぶら寿し」。さくさくとした歯ごたえに特色がある。これは酒の肴としては絶好というしかない。写真左は天然鰤のブリ大根。


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北陸を歩く④

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 再び氷見線を走る列車に揺られて行く。車内は通学の高校生で占められている。ローカル線の主役は彼らだ。学生なしにローカル線の存続は難しいと思われ。氷見線の起点、高岡駅で今度は城端線に乗り換え。フリーきっぷの南限である城端駅を目指す。せっかくの機会だから、世界遺産の五箇山を撮影する計画。


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北陸を歩く③

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 翌朝は和倉温泉を発って氷見方面に向かう予定。残念ながら七尾〜氷見間は鉄路がない。鉄道に拘れば七尾線を戻るしかないが、恐ろしく遠回りになる。ここは素直に七尾駅から北鉄能登バスに乗った。能登半島の富山湾に面した海岸線を走るのは国道160号線だ。この日の天気予報は曇りのち雨ということで、寒いし海には白波が立っている。40分ほどで終点「脇」に到着。ここからは加越能バスに乗り換え、30分ほど先の氷見市に向かう。


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北陸を歩く②

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 魚津、富山と過ぎて金沢には11時59分着。駅のコンコースでは引退する「北陸」「能登」を惜しんで有志が投稿した写真が飾られ、記念のコンサートが開催される直前だった。ちょうど昼食時分だし、近江町市場あたりで何か食べるつもりだったが、日曜日の正午は観光客で大変な混雑だろうと諦め、先に兼六園に回った。金沢は2回目だけれど、前回は駅から一歩も出ていないので市内を歩くのは初めて。歴史ある佇まいがそこかしこで見られた。北鉄バスを兼六園下で下車、坂を上ると右に金沢城の石川門の櫓が聳え、左手に兼六園入口がある。入場すると霞ヶ池越しに雪吊りと唐崎松という構図。ニュースなどで見慣れた景色だが、惜しむらくは雪景色でない。一面雪に覆われた、情緒深い様子をイメージしていたのだが。園内を散策、梅林の白加賀や「ことじ灯籠」を撮影して回った。雪のある頃にまた来てみたい。


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北陸を歩く①

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 永らく東京・上野と金沢とを結んで来た寝台特急「北陸」と急行「能登」が間もなく歴史を閉じる。その日、3月12日が近づくにつれ平常心を失い、胸を掻きむしられるような思いに襲われてしまった。「能登」には既に2回乗車。しかし「北陸」はたった一度しか乗っていない。これはやはりもう一度乗っておくべきかとの思いが嵩じて来た。それでJRのサイバーステーションで検索してみると、案の定土曜の上野発はすべて売り切れだった。日曜発はまだ幾らかあるようだがそれでは休みと合わない。せっかく金沢に行くならいろいろ行きたい処もある。上野を土曜深夜に発って、日曜早朝から金沢市内を歩き回れるのがウリだったのだが。仕方ないので、北陸の利用を帰路にしてみた。往路は越後湯沢からほくほく線経由だ。3月13日以降はこれが北陸〜東京間の基本的なルートになる。「北陸フリーきっぷ」を使うのは言うまでもない。このルートで行って金沢での自由時間を確保するには早朝、上越新幹線に乗らねばならない。それでも金沢着は昼頃になる。


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