2008年3月アーカイブ

E-1で撮る青空

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 ここのところ専らE-3で桜や辛夷を撮っていたが、ふと青空の描写に疑問を抱いてしまった。E-3もいいのだが、E-1には違う味わいがあったような。それで検証用に何枚かE-1で撮ってみた。E-3に比べると操作も直感的で迷うところがない(E-3の場合、多様な機能が詰め込んであるだけに考え考え操作する傾向がある)。撮っていて楽だ。但し、ファインダーは全く別物だ。E-3と70-300mmの組み合せではAFを切ってMFでピントを微調整することが可能。高い所で咲いている花のしべにピントを合わせることも出来る。E-1ではそれは無理で、AF任せになる。今回の結果はAFでOKだったが。それで、肝心の青空はといえば久々にKAFらしい描写を得て大満足。500万画素機ではあるが、階調表現も申し分なく70-300との相性もいい。まだまだ現役で活躍しうるカメラだ。作例を順光と逆光気味の透過光で撮影。
(写真 E-1 ZUIKO DIGITAL ED70-300mm ISO100)


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E-3で夜桜を撮る

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 せっかく桜が満開なので、夜桜を撮ってみようと思い立った。ライトアップされた公園の桜などではなく、街灯に照らされた近所の古木。かなりの巨樹だ。ISO感度を上げて露出時間を長くしたかったが、風があって花の房が揺れているので無理だった。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL ED70-300mm ISO400 1/50秒)


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花をついばむ

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 ここのところ、近隣の桜とコブシの開花状況をチェックするのが日課になってしまっている。この日は辛夷の木を見上げているとヒヨドリが飛来、花を啄み始めた。ヒヨドリは雑食ということで何でも口に運ぶらしい。冬の間は隣の木になる実を餌にしていた。大空を自由に飛び回っているようだが、鳥の生活も大変のようだ。


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辛夷も満開

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 東京は桜の開花を迎え、春爛漫といった風情。この週末は各地の公園は花見客で大変な賑わいになると予想される。桜とほぼ同時に満開になるのがコブシ。里山で見るのが一番と信じている。遠くから緑の中にほわっと浮き出す白い花弁の集合。ローカル線の車窓越しに眺めると何ともいえない。都会に咲くコブシもそれはそれで好ましく、その蜜を求めて集まる蝶など眺めていると長閑な気分に浸ることが出来る。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL ED70-300mm ISO100)

 サイトのギャラリーにPIE 2008を追加しました。


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4連勝

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 プロ野球はパ・リーグが開幕して、球春を迎えた。今年も東京MXテレビがホークスの主催ゲームを中継してくれるということで有り難い。早速9チャンネルを選局して試合を観戦したわけだ。開幕は楽天戦。岩隈が好調で、ホークスも杉内がそこそこ投げたものの、3点を献上して2点のビハインドで9回を迎えた。ここで抑えのドミンゴから多村、松中が連続安打。最後は柴原が値千金の逆転サヨナラ3ラン。幸先よいスタートを切ったホークスの2戦目は天敵?田中将が先発。今回も楽天に先制を許し追いかける展開。楽天ももはや弱小球団とは呼べない。昨シーズンは対楽天戦は負け越しているのだ。その大きな原因はマー君だ。試合は8回まで進んで2-4の展開。ここで中継切れとなって敗北を予感しつつ他の用事をこなしていると、何と勝ったいうニュース。9回に松田の二塁打で追いつき、延長11回裏柴原が出塁、レストビッチ敬遠の後、ドミンゴから本間がサヨナラの中前打を放ったのだ。ドミンゴ様々ですな。またしても最後に引っくり返された野村監督が気の毒。第3戦はルーキーの大場が先発。対する朝井も堂々のピッチングで一歩も引かない。ルーキーの後塵を拝してなるかという思いだろうか。0対0で息詰まる投手戦になったが8回田上が中前打。川崎の左中間二塁打で暴走?とも思える好走で間一髪タッチをかい潜りホームイン。これで緊張の糸が切れたのか朝井は多村にトドメの本塁打を浴びて降板。その後1点を追加したホークス打線の援護によって、大場は初登板、初勝利を完封で飾る大物ぶりを発揮。多村の1号にも酔いしれた。第4戦は、この日試合が組まれていたのを知らず見逃す失態。それでも新垣が先発。まあまあの投球内容だったような。この試合も同点で迎えた10回表1点取られるとその裏、田上の右前タイムリーで追いつき、12回にはこれも田上の右越二塁打でサヨナラ。これで4戦して4連勝。3つのサヨナラゲームという、このサヨナラの多さはちょっと記憶にない。ホークスが春先に調子がいいのはダイエー時代からのことで、当時は7月頃に崩れていくパターンだったが初優勝した時点でその壁は乗り越えたようだ。しかし今度はプレーオフが鬼門になってしまった。今年こそ変なジンクスを忘れて日本シリーズを戦って欲しい・・。
(写真は昨年8月のマリーンズ戦から)


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PIE 2008

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 21日、PIE 2008に行って来た。今回の最大の関心は間もなく発売になるOLYMPUS E-420のハンドリング。カメラばかりは実際にホールドして確かめてみないと分からない。E-410はグリップ感がいまひとつどうも馴染めなかった。E-420になって、コンパクトなサイズはそのままにグリップが改良されたと聞いてそれを確認したかった。勿論、パンケーキ・レンズの25mm F2.8の出来も気になるところ。E-420に搭載のコントラストAF(ハイスピードイメージャAF)を実際に操作。ライブビュー時のミラーのパタパタがなくて、ふつうにシャッター半押しで測距、全押しで露光する。これはいい感じだ。肝心のホールド性だが、悪くはない。E-410と比べると格段の向上が見られる。E-510程ではないが、それに近いグリップが追加された。E-420のメイン・ターゲットは女性なのだろうか、ディスプレイもそれを意識した構成が見られた。PIEは4日間の開催だが、金曜日を選んだのはフォトグラファーの薬師洋行氏と小城崇史氏のトークライブがあったから。薬師さんはオリンピックのオフシャル・フォトグラファーを任されるほどのスポーツ写真の大御所。小城さんもMLBのキャンプを毎年撮るような第一線のフォトグラファー。それぞれの環境でEシステムがどう使われているのか興味があった。対談では、やはりフォーサーズでの望遠レンズの小型化が評価されていた。小城氏がフルサイズのシステムが詰まったバッグとフォーサーズのバッグを参加者に持ってもらってその軽量ぶりをアピール。薬師さんの場合、冬期五輪などでは機材を背負ってスキーを履いていくことを考えればどれほど助かるかということを強調されていた。また、小城氏は東京マラソンでライブビューを使って群衆の頭越え、あるいはガードレールの下からという構図で撮影したそうだ。オリンパス・ブースでは噂のE-510後継機の展示があった。
 ニコンのブースは、SUZUKIのコンセプト・マシンをバックにモデルをD60で撮るというコーナーが人気。実際にD60を借りて撮影してみたが、軽くて使い易いカメラだ。ソニーのブースはα350が目立っていた。鉄道模型をα350で撮影するコーナーで試してみた。ホールディングは悪くない。走行してくる列車にフォーカスするものの、連写モードにするとあまりに遅いのに?という感想。SIGMAのブースでは、例の大砲が人目を集めていた。やはりその存在感は群を抜いている。カメラマンとしては、間違ってもイラクに持ち込んではいけない?


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http://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2008/03/18/8147.html

アドビシステムズは、14日に公開した「Photoshop Lighroom」の最新アップデータ(Ver.1.4)の公開を中止した。「いくつかの不具合を確認したため」としている。具体的な内容は明らかにしていない。

 Ver.1.4をインストールしたユーザーに対し、Ver.1.3.1をインストールすることを薦めている。

 Photoshop Lightroom 1.4に関する追加情報はLightroom Journal(英文)で提供するとしている。

 この記事を読んで、最近インストールしたばかりのVer.1.4をアンインストールした。アプリケーション・フォルダからゴミ箱にドラッグ、ライブラリの関連ファイルをデスクトップに避難してDLしたVer.1.3.1を入れようとしたのだが・・・インストーラーが受け付けない。何度やっても新しいバージョンのLightroom(1.4)があるのでインストール出来ないというのだ。再起動してもダメ。途方にくれたが、こんな時のためにTime Machineがあるのを思い出した。Ver.1.4を入れる以前の環境に戻って、アプリケーション・フォルダからVer.1.3.1を選択、復元をクリックするとあっさりと元に戻ることが出来た。関連ファイルも同様に戻したからデータを失うこともなかった。いやあ、えらいもんだと感心しきり。実際、この機能がLeopardの最大の美点じゃないだろうか。10.5にしてから起動しないアプリもあるのでちょっと悩んでいたのだが。

花ほころぶ

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 季節は進んで早くも「彼岸の入り」を迎えた。彼岸とは、春分の日と秋分の日の前後七日間ということだが、ここへ来て本当に暖かい日が続いている(真冬のあの寒さが嘘のようだ)。この陽気で界隈の花々が一気に綻んだ。綿毛をつけた辛夷の蕾も白い花弁を覗かせている。早咲きの桜も。春の気配濃厚といったところか。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL ED70-300mm ISO AUTO)


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 Shadeで作成したファイルをIllustratorに書き出してみた。最初はShade 10のトゥーン・レンダラでレンダリングした結果(フォトリアル)。次はAdobe Illustrator(トゥーン・レンダラ)形式で書き出したもの。最後はAdobe Illstrator形式で書き出したパス。勿論、パスはレイヤー分けされ、個別に編集出来る。


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Shade 10

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 国産3Dソフトの代表であるShadeがメジャー・アップグレード。バージョン10となって新発売。Shade 8.0から8.5にバージョンアップして以来、9.0はパスして使ってきたが今回はパスするわけにはいかないようだ。それというのも、次回のShade 11からは2世代前の製品からしかバージョンアップ出来ないように規程が変更になってしまったのだ。これはAdobeなどと同じシステムだ。古いバージョンから最新バージョンにアップしたければ、製品版を購入するしかない。
 最近は、実はShadeはあまり使っていなかった。Flashその他いじりたいソフトが多数あるため、とても手間をかけていられなかった。凝り性の所もあるので、Shadeをいじり始めたらもうそれだけって世界に嵌りがちだ。今回、Shade 10 Standardにアップするには11,800円が必要(期間限定価格)。この際、Professionalにグレードアップしちまうかと。その場合38,800円かかるが、Illustratorにパスを書き出したりも出来るのだ。被写界深度ツールDepthPlusなんて機能も使える。勿論メジャーアップだからありとあらゆる点に機能が追加されている。通常なら50,000円が必要だ。悩んだ末にProfessinalを選択。しばらくはまたShadeをいじりまくる日になるのか。
(ランタンの写真は以前のバージョンのShadeで作ったもの。Shade 10でレンダリング、夜桜の背景画像と合成)


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Olympus 35

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 人形町のナオイカメラサービスに依頼していたOlympus 35の修理が上がったので、引き取って来た。福岡に帰った時、永らく放置してあった個体を連れて来たのだ。亡くなった父の形見で1953年発売のIVa型となる。まず、フィルム交換しようにも裏蓋が固くて外れない。レンズにもカビがあるが、何といってもシャッタースピードを選択するダイヤルが固着したかのように動かない。小川町のオリンパスのサービス拠点に持って行ったところ、部品が既にないことを理由に修理を断られてしまった。まあ、それは当然だけれどビンテージにはもっと他の対応があるかと思った。個体をバラして修理する際に、何かのパーツが(旧いので)壊れる可能性もあり、開けられないというのだ。職人気質が失われたということではないにしろ、最近の修理は概ね部品の交換で済ませているのではないだろうか。ひどければ個体を丸ごと交換ということになる。従って、部品のストックがなければどうにもならない。それは会社としても半永久的にパーツを保存するわけにもいかないだろうから、経営上の方針として理解は出来るのだが。ガラス製のフィルム圧板に欠損がある点にも難色を示された。フィルムを入れても傷がつくだろうというのだ。結論として市井のクラシックカメラの修理業者に預けるしかないということだ。少し寂しい思いを抱いて小川町を後にした。あまり費用が掛かるようなら諦めて飾り物にするしかない。WEBでカメラ修理の分野を調べ、東京でもアクセスが容易そうな人形町のナオイさんの所を選び、相談してみることにした。ネット上の評判も考慮した。ナオイカメラサービスは人形町の裏通りの雑居ビルの3Fにあった。件の個体を見せると、シャッターの分解に関しては問題ないし、圧板もフィルムの乳剤面に傷が付くことはないだろうとのことだったのでオーバーホールをお願いした。ナオイ氏はかなりの年配の大柄な方で、手狭かと思える店内は旧いカメラやパーツのストックで溢れ返っていた。やはり、カメラの修理には長年のキャリアとカメラ一般に対する熱情が必要なのではないだろうか。修理なったIVaはシャッターも軽やかに切れ、鮮やかに復活した。人形町からの帰途に新宿のヨドバシに寄って、モノクロとカラーフィルムを少し買い込んで来た。フィルムを買うのは何年ぶりだろうか。何だか妙に新鮮な思いがした。一応、フィルムスキャナーもあるのでDPEが上がったら画像をアップしてみたい。


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バスツアー考

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 バスツアーでの蔵王行きは片道約6時間も掛かってしまう。6時間といえば、羽田から新千歳へ飛んで直通バスでニセコまで行っても悠々間に合う時間だ。または富良野にだって行けてしまう。かなり考えものだ。東北はあまりに遠い処というしかない(まあ、時間が惜しければ新幹線を使えばいいのだが)。それと、最近のスキー場には外国人が多いと感じた。昼食をとったレストランでも、中国語や韓国語が飛び交っていた。GALAでゴンドラに乗り合わせたカップルもコリアンだった。10年前くらいにはあまりそんな体験はなかった。国の観光客誘致策の成果?
 サイトのフォトギャラリーに「GALA湯沢」と「蔵王の樹氷」をアップしました。


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E-3で樹氷を撮る

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 前回のGALA湯沢行きに続いて、今週は蔵王行きのバス・ツアーに参加。蔵王の樹氷をぜひ撮ってみたい。いや、そもそも久しぶりにスキーを始めた発端は、樹氷を撮りたいという動機からだった。午後10時20分に浜松町を発つ山形交通の「樹氷号」に乗車。翌朝7時過ぎには現地に到着するので、ロープウェイの始発8時15分には充分間に合う。蔵王には3本のロープウェイがあるが、樹氷原にアクセスするには蔵王ロープウェイの山麓線と山頂線を乗り継ぐほかない。しかしバスの乗客は大半が中央ロープウェイ前で下車してしまい、残るのは自分ひとりになってしまった。正直、これには驚いた。ほかの人たちは樹氷には興味がないのか?まあ、リフトを乗り継げば行けないことはないが。
 かなりの時間を経て山麓線を降りた時には、既に山頂はガスって見えなかった。かなりヤバい予感が走る。そして山頂。吹雪とまではいかないが、かなり寒い。視界は殆どない。残念、青空バックの樹氷という構図は望めないことが分かった。まあ、せっかく来たのでそれなりの写真を撮るしかない。肉眼で見ると遠くまでの眺望は利かないがやはり凄い。いわゆる「海老のしっぽ」の堆積と果てしない広がり。晴れていればどんなかに見応えがあるだろう。今回、撮影にはE-3をメインで使用。デイパックに入れ、それをを背負って滑った。
(写真 E-3 ZUIKO DIGITAL 14-54mm ISO AUTO)


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