巾着田を歩く

 21日から「巾着田曼珠沙華まつり」が始まるし、貸切バスも来る有名観光地だから早出は絶対条件。午前8時半すぎには高麗駅に着いて巾着田へのルートを急いだ。といっても折々に撮影スポットが出現するので、それなりに時間は取られる。栗の木の畑ではぱっくり割れた栗の実が秋の進行を告げていた。

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 巾着田に着いて高麗川に沿って歩いて行くと、川原に大砲を構えたカワセミ狙いの人たちがいた。鳥撮りは運任せの面もあるし、時間がかかりそうなので後回しにしてとりあえず群生地に向かう。料金所で入場料を払う。去年は200円だったが今年は300円に値上がりしていた。巾着田は早咲きと遅咲きの群生地があるのだが、今年は一気に開花した感じだ。したがって、開花時期も例年の半分くらいだという。E-1に50mmマクロをつけて撮影。いたるところで蜘蛛を見かけるので、光を反射する蜘蛛の巣と彼岸花を撮影。

 巾着形のルートをぐるっと回ってまつり会場も過ぎ、あいあい橋へ。中央部からは高麗川の清流を俯瞰する、素晴らしい景観が楽しめる。ちょうど投網を抱えた男性がやって来たので、網をえいっと投げ広げる一連の動作を撮影できた。これはラッキーというしかない。川漁師なのだろうか。

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