彼岸過迄

 毎年、秋のお彼岸にぴったり合わせて咲く彼岸花。しかし去年に続いて今年も遅れて、文字通り『彼岸過迄』咲いた。やはり8月の猛暑の影響なのだろう。9月に入って蝉が鳴きやむこともなく、残暑が続いた。たまたま通った道端で見かけた彼岸花は白。一輪だけ赤が混じる。9月末まで咲いていたのはちょっと記憶がない。

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夏の思い出

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 夏の思い出、といっても今年の夏はコロナ自粛もあって、自宅でたれこめていたのが実態。どこかに遊びに行ったわけでもない。仕方がないので、過去の画像をあさって夏の思い出に浸ることにする。写真は2013年8月に登った北岳のお花畑。とにかく暑い日で、ひぃひぃ言いながら登頂したのも、なつかしい思い出。カメラはOlympus XZ-2で、軽くて登山にぴったりのいいカメラだったな。

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NAGAVIEW PRO

 スマホアプリの「NAGAVIEW PRO」を導入してみた。アプリを起動してフィルムにかざすとネガ(カラー・白黒)をポジ反転して表示できる。コントラスト、カラーバランスを調整して、デジタル画像として保存できる(高解像度の画像を取得するにはフィルムスキャナーが必須だけれど)。実際に使うにはライトボックスが不可欠。ちょっと遊んでみるのも楽しい。

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ブルーインパルス、都心に

 ブルーインパルスが、新型コロナウイルス感染症に対応中の医療従事者などに敬意と感謝を届けるために、東京都区部を中心に編隊による「航過飛行」を実施。OM-Dを抱えて待機していると、12時40分すぎに入間基地方向からスモークを吐きながら出現。豊島区から文京区と進み、江東区上空で左ターン、葛飾区あたりでUターンしたのち千代田区、港区、目黒区と直進、川崎市中原区上空で再度Uターンして世田谷区、新宿区方向へ抜けた。これを2回繰り返したのち帰投。好天に恵まれてスモークが美しかった。

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ネモフィラ

 ネモフィラといえば国営ひたち海浜公園が有名で、この時期ともなれば丘一面が青い絨毯のような彩りになるのだが。こういうご時世であるから、遠出なんて思いもよらない。せめてストックがないかと、過去の画像からネモフィラを探してみると、2019年5月に横浜の「港の見える丘公園」で撮影したのがあった。イングリッシュ・ガーデンの一角であるから、群を抜いて目立つものではないが、それでもネモフィラらしい青い花弁が美しい(その後東京でもネモフィラを撮影して追加)。

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C.W.ニコル逝く

 「空から見ると、丘の上を行く人影が一つ。後ろの雪の上にまがりくねった足跡が続いている。その姿は果てしないツンドラ(永久凍土)の上では、ポツンとした、一つの黒点に過ぎず、雪に残した足跡は生きてうねる長い尾に似ている。若い男であった。十八歳、広い肩幅、青い瞳、イヌイット族のカリブー皮のパーカを着ているが、ズボンとブーツと眼鏡は白人のものであった。汗の滴が、若者の顔にかかる柔らかい金髪にこびりついて、白く凍っていた。太陽のまわりには氷晶による暈がかかり、幻日が三つ、暈の縁にキラキラ輝いている。春の日光を浴びても、雪のクラスト(雪殻)はまだ固く、その日、その日の温度の違いにつれて結晶の形が変わった。起伏するツンドラの丘をおおって、雪は冷たく光っていた。」

3日に亡くなった作家C.W.ニコル氏の代表作、『ティキシィ 』の第1章からの抜粋である。ニコルさんのファンであったから、かなりのショックだ。近年露出が少ないことを気にしていたが、直腸ガンであったという。死因もそれで、この時期だからひょっとすると新型コロナウイルスに感染かと早合点した。『ティキシィ 』はニコル氏の初の長編で、初出は角川書店の野生時代ではなかったかと記憶している。この小説は20年がかりで12回書き改められたそうだが、のちに開高健氏との対談の中で指摘されているように、シンプルでディープな文体が特徴的で、極北の自然に相応しいと思える。恩師のピーター・ドライヴァーの助手として数次の北極探検を経験していることがベースになっている。ニコル氏は1940年ウェールズ生まれ。カナダで漁業調査局の水産哺乳類技師となり、調査捕鯨を担当。1975年、沖縄海洋博のカナダ館副館長として来日するなど日本との関わりを強め、和歌山太地を拠点に江戸時代の日本の捕鯨をテーマとした『勇魚』を執筆。のち日本女性と結婚し、長野県黒姫山の麓に居を構えて以来の活躍は周知の通り。1995年、日本国籍を取得。2005年、日英関係の発展に寄与した功績で大英勲章を授与される。手を入れられることなく荒れる一方の日本の山林を憂慮、私財を投じて森林を購入し「アファンの森」と名付けて森の再生に情熱を傾けた。2016年には同地に行幸された明仁天皇と美智子皇后(当時)の案内役を務めている。著述の傍ら日本に愛を注いできた、自称赤鬼が天に召される時が来てしまった。嗚呼。

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桜に雪

 東京地方は朝からの雨が雪に変わって、結構な勢いで降り続いている。屋根も真っ白に染まった。これは満開の桜と雪景色が撮れるのではないか?なかなかお目にかからない被写体だ。信州あたりならいざ知らず、東京では雪自体めったに降らないし。外出自粛を言われているが、近所の公園くらいならいいのでは、と撮影決行。池の側に植えられたソメイヨシノが雪を被って震えていた。

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善福寺川の桜

 陽気に誘われて、東京の桜も満開に近い。この週末は荒天が予想されていて、花散らしの雨になりそうだ。そうなる前にと、善福寺川界隈の桜を撮影してみた。カメラはLX100だ。暖かい日射しを浴びていると、コロナ騒動が信じられない。善福寺川緑地から尾崎橋にかけて、見事に咲き誇っている。満開まではもうちょっと。小池都知事からの外出自粛の要請があることだし、週末は部屋に籠るつもりだ。

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コブシとモクレン

 なかのZEROで所用を済ませた帰り。隣接の紅葉山公園の坂を下ると白いモクレンが目を射た。あまりに鮮やかだったので、思わずカメラを向けていた。モクレンのピークは短い。すぐに茶色く変色してしまうのだ。モクレンが咲いているならコブシも見頃かなと思いつく。ぐるっと回ってみると、果たして西側のコブシが満開だった。

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桜を見る

 桜が開花間近になっている。東京は今週末あたりかな。今年は上野公園などでお花見をするのも自粛だそうだし、皇居乾通りの通り抜けも中止だそうで。コロナウイルスの猛威が止まない。『願わくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ』西行法師の風流はとても望めそうにないのだった。

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