OLYMPUS AIR レビュー(1)

 OLYMPUS AIR A01をオンラインショップで購入。パッケージを開梱すると、本体とmicroUSBケーブル、ハンドストラップの他保証書と簡素なパンフレット、それに電池を廃棄する場合の注意事項が記された紙が入ってるだけで、取扱説明書がない。これはOLYMPUS AIRのサイトからダウンロードしなくてはならない。とりあえず電池を充電するのだが、microUSBケーブルをPCに接続して最長4時間半で満充電という記載があるが、いっこうに終わらない。しばらく放置状態になってしまった。別売のUSB-AC アダプター もあるのだが、結局手元にあったエネループのモバイルバッテリーを接続。これから給電すると、わずか数分で終了。モバイルバッテリーの威力を思い知った。このあとリアカバーを外してmicroSDカードを入れた。

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OLYMPUS AIRにはシャッターボタンがあるから、不意にシャッターチャンスが来たらこれでシャッターが切れる。しかし本体にモニターもファインダーもないから、撮影結果を知るにはスマホにインストールしたソフトを使うしかない。まずはOA.Centralを入れる。保有する機材はAndroid機がSHARP AQUOS SH-10D(Android 4.1.2)、iOSがiPad mini Retina(Ver 8.4)という構成。OA.Centralをインストールすると初期設定画面になり、まずBluetoothで本体にアクセス(緑色のLEDが点灯)、次にWifiの設定を行う。リアカバーを外した本体にSSIDとパスワードが記載され、その横にQRコードがあるからそれをソフトの画面から読みにいくのだが、iPadでは問題なく終了。しかしAQUOSでは読み取れなかった。手入力で完了させる。初期設定が終わると、次回からソフトが起動すると自動的にAIRにアクセスする。ただしBluetoothで行うのは本体へのアクセスと電源のオンオフのみで、ファイル転送とコントロールはWifiが行う。この辺りは謎の仕様になっている。AIRがWifiのアクセスポイントになり、スマホと通信する。その接続は排他的だから、自宅でWifiを使っている場合スマホとルーターの接続を切って、AIRのSSIDを選択し直す手間がかかる。AQUOSの場合、すぐに他の電波を拾いにいって勝手に接続してしまうのに悩まされた。OA.Central自体でシャッターも切れるのだが、便利に使うためにAPPボタンから他のソフトをインストールする。OA.Viewer(取得画像を一覧する)やOA.Clip(動画の撮影)、OA.ArtFilter(アートフィルター効果)などなど。(続く)

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