真岡鐵道の旅でレンゲ畑を撮り逃してしまったのが、心に澱のように溜まっていた。今年は季節の進行も早いし、また来年を待つべきなのだが。相模大凧の記事を読んだりするとつい心が動いてしまう。いくらかは蓮華草も残っているらしい。天気もいいので機材を持って小田急線に乗車、海老名から相模線で相武台下へ。大凧目当ての乗客でかなり混んでいた。沿線の様子を目で追っていると入谷駅を過ぎた辺りの線路沿いにいい感じの畑を見つけた。相武台下に入線する直前にもちょっと遠目にいくらか咲いているようだ。
相模川散策路から「れんげの里あらいそ」方面は前回も撮影したポイントだが、ほとんど消えていた。どうも数日の差で畑に鋤き込まれてしまったようだ。トラクターで掘り起こされた畑の片隅にほんのちょっと名残があるだけ。川に向かって歩いてみたが全く見られない。かなり意気消沈しつつ、折角来たので大凧を眺めることにする。大凧をじっくり見るのは初めて。かなりの見物客を集めるイベントで屋台も出ていた。巨大な凧だから揚げるのも大掛かりで勇壮な感じ。滞空時間を稼ぐのも容易ではない。ひとしきり凧と鯉のぼりを撮ってから駅に向かって歩いた。目指す畑は雑草が伸び、蓮華草も地味だ。まあ時季を逃しているので仕方なくここで相模線の列車を撮って撤収。
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