Hawksの最近のブログ記事
敵地での勝利が続いたことから「外弁慶シリーズ」と名付けられたプロ野球日本シリーズ。第6戦も遠征の中日が勝ったのには正直焦った。このジンクスのまま最終戦が決着したら、静まり返るヤフードームで落合監督の胴上げを見ることになる。それだけは勘弁して欲しい。試合は先発の杉内が目を見張るようなピッチング。中日の投手陣も手強いが、3回満塁の場面で先発の山井を救援した小林が川崎に押し出しの四球を与える。続く無死満塁の大量得点機は凡退してつぶしてしまう。4回松中がネルソンから四球を選び、当然代走の場面。何故かそのまま松田がバント。足が本調子でないはずの松中が好スタートで2塁へ。ここでベンチの動きがないのが信じられない。多村中飛、長谷川敬遠で山崎が右前にタイムリー。松中がお腹を揺らして激走、また激走。谷繁のタッチをかいくぐってホームイン。これには大笑いしてしまった。まさか、こんなこともあるのか。ノムさんなら手厳しい叱責を浴びせるに違いない。その後内川が浅尾からダメ押し点をあげ、最後はファルケンボーグ、森福、摂津と継投して締めた。3−0で優勝。地元の胴上げで秋山監督は涙を流し、40才の小久保がMVPに輝いた。まさしくあぶさんだ。あぶさんには今年も恋の宿が待つ。
今年もプロ野球交流戦の季節がやって来た。去年は横浜スタジアムで対ベイスターズの試合を観戦。東京ドームの巨人戦も考えたが、平日に日程が組まれているため、日曜開催でゆっくり観戦出来るヤクルト・スワローズ戦を選択。神宮球場は初めてだが家からも近い。東京メトロ大江戸線を国立競技場前で下車。スタジアムに向かった。
プロ野球の交流戦は、ホークスがダントツの強さを発揮、早々と連覇を決めた。試合を観戦したかったが、東京ドームの巨人戦は日程が合わず、土日に試合が組まれた対横浜ベイスターズ戦を選択(日曜の天気が怪しいので、20日の試合だ)。横浜スタジアムなら、まあ近場でもある。野球の観戦は、一昨年の福岡ドーム以来。Eチケットを取り損ね、巨人戦でもないし当日券でも大丈夫だろうと楽観していたが、甘かった。3塁側外野席は早々と売り切れ。1塁側も最上段の立見席しかないという。それではと1塁側内野席の列に並ぶ。と、ここでも自由席は完売。指定席Aの4,000円が最低で、それ以上の席を買ってくれとのアナウンス。もう窓口の近く迄来ていたが、放棄して3塁側内野席のチケット売り場に急いだ。そちらなら、まだ自由席があるかもと。これが大甘。人の列がとぐろを巻くように延びている。ベイスターズ側の3倍から5倍も並んでいるだろうか。その人波に圧倒される。鷹ファン、おそるべし。
突然の辞任表明に驚いたが、その予兆はあった。交流戦に優勝して昇り調子になるはずのチーム成績が伸び悩んだ。去年は日本ハムが交流戦に優勝、その余勢を駆ってリーグ優勝した。その前例もあり、もっと勝ちゲームを拾ってよいはずだった。それでも8月頃までは2位とか3位にいて安定、首位を伺う体勢だった。それが急激に崩れたのは、皮肉にも馬原がカムバックしてからだ。速球で勝ちゲームの終盤を締めていた馬原がロッテ戦でまさかの満塁本塁打を浴びて同点にされ、結局勝ちを逃してしまった。以来、リードしていても守り切れないふがいなさを露呈。一体、チームに何が起こっていたのか。それは分からない。しかし、この頃ゲームを眺める王監督の頬はこけ、明らかに体調が悪いのが看て取れた。王さんが退任発表の会見で言っていた、自分の体調の悪さがチーム状態に波及した部分もあったかも知れない。さらに、昨シーズン終了後に選手達を集め、今年度が最後と告げたことがいらぬプレッシャーを与えて思いもかけない心理状況に追い込んだと分析されていた。なるほど、交流戦の優勝が示すように決して出来ない選手達ではない。それなのに下位に沈んだ昨今の戦いぶりには覇気のかけらも見られない。それには多分に心理的要素が影響しているのだろうと思う。
胃の手術をして以来、この日が来ることは予想していた。しかし現実になってみるとショックだ。王監督が指揮しないホークスなんて想像も出来ない。来年は秋山ヘッドコーチが監督に昇進、ベンチに座るのが見られるのか?昨年、福岡ドームで対ロッテ戦を観戦したが、王さんが在任のうちに試合を見られてよかった・・・。
やったね、おめでとう。昨年は日ハムが交流戦で優勝、そのままパ・リーグも制しただけに期待はいやがうえにも高まってしまう。後半戦もこのままの勢いで突っ走れ!
☆サイトのギャラリーに「尾瀬国立公園」をアップしました。