MacBook ProのLionから無事にiCloudに移行。ホームページのサイトもMT5のサイトもさくらインターネットのサーバー上にあるので、クラウドで利用しているサービスは多くはない。一番問題になるのが長年使ってきたメールアカウントだ。知人との連絡も、各社各機関への登録も@mac.comを使ってきた。Lionで動作するMailは全てのメールボックスを読み込んでくれた。問題はいまだに使っているG3iMacと初代iPod touchでのメールの同期だ。MBPはいつも開いているわけではないのでメールチェックはiMacでやっている。MobileMeで全て同期しているので便利に使っていたわけだ。iCloud移行後もiMacのMailはふつうに送受信できていたので「 ? 」と思いつつも油断した。昨日になって突然メールを受信できなくなって焦った。勿論Lion OSのMBPを起動すればメールは読めるし、iMacのSafariでiCloudサイトにアクセスすれば読めないことはないが、かったるい。何か他の作業をしていても音とかで知らせてくれる快適さは捨て難い。iCloudで悩んでいるユーザは多いようでAppleのサポートコミュニティから「iCloud: メールサーバの情報」という記事にたどりつく。それによると、受信メールサーバをIMAPに変更、サーバ名やユーザ名を入力し直してアカウントを追加するのだという。やってみたが、SMTP情報は難なく記入できるものの、受信メールサーバがMobileMeのままで選択できない。そのまま登録するとエラーメッセージが出るのでキャンセルという流れで進展せず、投げ出してしまった。所有する各種デバイス間でメールの同期が取れないのは痛い。仕方ないのでさくらサーバーで新規のメールアカウントを作成、これをMailで設定し直すかと思案。一から出直しってわけだ。その手間を考えてかなりブルーな気分に陥る。
アップルのサポートに電話してみるも、有効な情報提供はなかった。そのまま時間が経過、touchでメールチェックもできないしMobileMe時代の価値が半減。深夜起き出してWEBを探索、重要な情報を得た。それは登録画面でエラーメッセージが出てもかまわずそのまま「続ける」ボタンを押す。しばらく待っているとサーバ情報の一覧が出るので、そこから受信メールサーバをIMAPにしてimap.mail.me.comを設定。するとiCloudのアカウントが追加されSnow LeopardのMBPでもMailの送受信が可能になった。ついでiMacのOSX v10.4.11を起動。TigerのMail.appは画面が少し異なるが、ここでもiCloudのアカウントを追加できた。初代iPod touchでも成功。ついにメール環境を復旧できた。やったぞ!サポートコミュニティの皆さんに感謝。
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