桃の里

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 都心の桜は散ったが、標高の高い所はこれから。実相寺の神代桜が満開と聞いて心が動き、中央本線に乗って山梨へ。ホリデー快速「ビューやまなし号」に乗って遅めの出発だから、韮崎には11時25分着の予定。沿線の桜は満開。勝沼ぶどう郷駅の桜並木はとりわけ豪華絢爛、沿線随一と思われた。冠雪の南アルプスの稜線がくっきり見えて、東側に拓かれた葡萄の段々畑を登って行けば桜に埋もれた駅と列車、背景に山脈を入れた俯瞰のいい構図になるだろう。よほど下車しようかと思ったが、先の予定もある。山梨市を過ぎて甲府盆地に入ると桃の花も満開。今日は新府桃源郷で「桃の花見会」も開催なので、これにも心ひかれる。穴山駅から新府までの沿線を一度歩きたいと思っていた。車窓から眺めると鳳凰三山、甲斐駒ケ岳に八ヶ岳、振り返れば富士山まできれいに見えている。韮崎からバスでの実相寺行きをあきらめ甲府で鈍行に乗り換える。昼食を調達して穴山まで直行だ。穴山駅では駅からハイキングのスタッフが待機中で、急遽これに参加。「春の新府桃源郷〜桃の花見ハイキング〜」というコースを歩く。能見園河西ワイナリーで試飲したりして新府共選場までの路をのんびりと。新府の桃は蕾が多くて1週間ほど早いようだ。花見会場で昼食、その後線路際に下って列車を撮った。丘に上ってさらに撮影。この日は春の武田の里まつり「お新府さん」も開催中。何度か来ているが新府城址は未体験。ハイキングのコースでもあるので249段の石段を登って藤武神社へ。ちょうど舞台で神楽を踊っているところ。その後武田勝頼が築いた新府城本丸跡へ。城郭の端に立って北を眺めると、古の情景が想像されて感傷的になった。

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