CP+開催の日。カメラの展示をチェックしてから、中華街で昼飯を食べその後元町に足を運ぶ予定でいた。しかし、初日の一般入場は12時からというので先に元町で写真を撮ることに。機材はOM-2SPと50mm/1.4を選択。白黒にするか迷った末、カラーネガフィルムで撮ることに決定。色鮮やかな通りの風景も撮ってみたい。元町はずいぶん久しぶりで、昔よく通ったキャラバンコーヒーのショップや元町ユニオンが健在で嬉しかった。キャラバンコーヒーで赤い保存缶を購入。その後、中華街の場末の店で安いランチを食べる。ボリュームが凄くて完食にひと苦労。元町中華街駅からみなとみらいに戻ればよかったが、あんなに混んでいるとは知らないので(オリンパスブースで配っているFotoPusのTシャツを貰い損ねてしまった)。
せっかくなので関内駅まで歩き、伊勢佐木町のモールを撮影。子供の頃から聖地だった有隣堂本店は相変わらず堂々と聳えていた。通りの反対側にあった横浜松坂屋は2008年10月に閉店。地上7階建て、地下1階の白亜のアール・デコ調建築を保存するべく(「横浜歴史的建造物」に指定)横浜市も強く働きかけたものの、大丸などを傘下におくJ.フロントリテイリングによって解体撤去されてしまった。当初、建物の外壁は残すという話だったが耐震問題など持ち出されたらどうしようもない。跡地には「カトレヤプラザ」という3階建てのショッピングセンターが建設され、撮影の前日オープンを迎えていた。外壁の一部にアール・デコを意匠するのみで大正・昭和の歴史を継承するには至らなかった。
コメントする