草津白根山

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 「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」も最後の1枚。この夏デビューの快速「リゾートやまどり」に乗って、初めての吾妻線の旅に出た。「リゾートしらかみ」に似たコンセプトの同列車は全て指定席。新宿から 高崎までは慣れ親しんだ道程。高崎からは田園風景を行く。10時21分長野原草津口駅着。草津口から草津温泉バスターミナルまではJRバスで。西武高原バスに乗換え、白根火山へ。国道292号の沿線は紅葉がピーク。いい感じに色付いている。レストハウスの広い駐車場は車で埋まっていた。ここから湯釡往復するのが観光の定番だ。ピストンして、芳ヶ平湿原へ。こちらに向かうのは登山者だけだ。登山道から見上げる白根山。山頂下の紅葉は終わっているが、登山道からの構図が美しい。朝方雨だったのでE-1を持って来たのだが、午後からはピーカン。光線が強く露出が難しかった。今回のメインは芳ヶ平湿原 。事前調査でここの紅葉に惚れ込んだのだ。標高1900メートル辺りから芳ヶ平ヒュッテを俯瞰すると、まるで絵画の中のよう。芳ヶ平湿原は小尾瀬の趣。池塘に映り込む空と森。ここから自然遊歩道を120分下ると草津市街だ。帰りも遠いので飛ばして100分で下山。ターミナルへ歩く途中、地元の共同浴場「千代の湯 」を発見。時間はないけれど、せっかく草津へ来たからには一風呂浴びたい。小さい湯槽には先客が二人。舐めるとぴりっと来る、さすがの泉質。源泉は湯畑とのこと。BTに着いたが、16時40分発の草津口行きを10分差で逃す。次の17時台はJRの接続がなく、18時40分まで待たねばならない。仕方なく湯畑まで戻り、夕食を取るなどして時間を潰した。19時20分発高崎行きに乗車、新宿には22時42分着。鈍行の旅、3連戦が完結。

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