今年は白馬岳や劔にも降雪があり、立山も一時雪景色とあって、紅葉も終了の感。槍・穂高も例年にない無惨さのようで、北アルプスは全滅のようだ。三連休には涸沢に1000張以上のテントが立ったそうで、ヒュッテのHPで見て絶句。千畳敷もダメのようだが、八ヶ岳はどうだろうと偵察に出てみることにした。八ヶ岳アルペン・ナビで紹介されている、渋の湯~天狗岳~高見石が第一希望だったが、日帰りなので普通にロープウェイと山頂往復のコースにした。これなら所要2時間ほどなので、朝発の鈍行日帰り!でも八ヶ岳に登れるのだ。茅野駅10時25分発の諏訪バスに乗車、11時17分ロープウェイ着。片道1200円だが、蓼科高原ラウンドバスの1日周遊券2000円で行って来れる。ロープウェイは片道900円。千畳敷で3時間待たされたのがトラウマとなって心配だったが、待つこともなくすぐに乗れた。山頂駅に着くと気温8~9℃で肌寒く感じたが、最近はもう0℃くらいになるそうだ。山頂駅からすぐに溶岩の「坪庭」を通って北横岳の登山道へ。よく整備された安全な登山道で、北横岳ヒュッテを経て60分で簡単に登頂。南峰からは八ヶ岳~南アルプス~中央アルプスと360度の大展望。天気がよすぎて北アルプス~後立~立山方面のピークは霞んで見えないのが残念。富士山は八ヶ岳の陰で見えない。北峰までも直ぐに到達。目の前に蓼科山がドーンと聳えているので、どうしてもこれに登りたくなる。汗もかかない位の、ハイキングのようなコース(初級者向き)が物足りず、帰りは三ツ岳~雨池峠経由で下ることに。これがなかなかの本格登山の趣で面白かった。岩石ごろごろのルートで、急峻な岩場や鎖も。三ツ岳山頂からの眺望は豪快の一言。八丁平の草原を経て、縞枯山荘脇を通ってロープウェイ山頂駅に至る(下り2時間)。縞枯山~茶臼山~麦草峠を経て天狗方面という縦走も十分考えられる。白駒池~ニュウあたりはNHK教育の山ガール番組で紹介されたので、有名になった。肝心の紅葉は、山頂駅の標高2237M以上では終了。山麓駅の1771Mあたりが見頃になっていた。今後はここから下の高原がピークかと。むしろ、麓の銀杏とか椛が美しく染まっていた。15時過ぎに下山して来たが、16時10分までバス待ち。茅野駅からは17時36分発大月行きに乗車。鈍行の旅はまだまだ続く。
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