曼珠沙華(彼岸花)といえば、日高の巾着田があまりに有名。一度は撮りたいと思っていた。しかし、観光バスまでやって来る観光地でもある。この三連休は大混雑が予想されたため、気分的に引いてしまった。画角に観光客が写り込むのは避けられそうにない。撮りたいポジションが得られるかも不明。というので、他の候補を探して伊勢原の日向薬師(ひなたやくし)に目をつけた。段々畑と曼珠沙華という、古典的な構図で撮れそうだ。福岡・浮羽の「つづら棚田」風に撮れたら上出来。
登山じゃないのでゆっくり出掛けた。小田急の「丹沢・大山フリーパス」が使える。伊勢原駅北口から神奈中バスで25分ほど。山間の棚田に赤い花の群落が点在。赤い絨毯というわけにはいかないが、刈り入れが済んで干された稲藁の束とのコントラストがいい。いつか何処かで見たような景色なのだった。
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