http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110602_449922.html
ペンタックスは、一眼レフカメラ用GPSユニット「PENTAX O-GPS1」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後の見込み。
かなり興味を惹かれた記事。GPSユニットはペンタックスDSLRのホットシューに取り付ける。K-5とK-rなどに対応する「アストロトレーサー」は、カメラ本体内蔵の手ぶれ補正機構Shake Reductionと連動、磁気センサーと加速度センサーから得られたデータにより天体の動きを算出、イメージセンサーを移動させる機能。これはちょっと凄い。星の日周運動を追尾するにはモーター駆動の赤道儀を使うのが普通で、極軸内の望遠鏡のスケールに北極星を合わせる必要があった。天の北極位置が雲や山で覆われていれば使えない。
山で見る星空の美しさは筆舌に尽くし難い。富士山八合目や木曽駒ヶ岳、涸沢などでも撮影したが、三脚に固定撮影で露出60秒が限度だった。O-GPS1の場合、イメージセンサーを動かすとのことで、長時間の撮影は無理だと思うが、山頂などでの撮影なら3分も露出すればいけそうだ。ペンタックス・ユーザー必携?
(写真は涸沢にて、E-1 ZD14-54 f2.9 ISO400 露出30秒)
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