日の出山から御岳

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 本年十三座目は日の出山。JR軍畑駅から御嶽駅に至る「高水三山」を縦走するか、日の出山にするか。いずれも標高1,000メートルに満たない低山だ。今年は自分の体力の限界を問うような登山が多かった。さすがに年末ともなると、時間に追われるような登山はしたくない。余裕を持ってゆったり登ってみたい。


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 涸沢の帰り、明神で供される岩魚の塩焼きに惹かれたものの、時間もなくて。その後ずっと気になっていた。一方、奥多摩には何度も足を運んでいるけれど、名物の蕎麦を食べたことがない。そこで立てた計画は、日向和田駅から青梅市梅の公園脇を通って入山、三室山を経て日の出山山頂。ここで小休憩の後、御岳へ。ケーブルカー御岳山駅前の広場で売っている川魚の炭火焼を食べ、注文を受けてから揚げるという立ち食い蕎麦の「滝本庵」で昼食。その後日の出山に戻ってつるつる温泉に下る、というもの。
 日の出山までは、まったり登山で。山頂は満杯。ここで持っていたおにぎりを1個。下界を眺望しながら味わうのは、やはり「おにぎり」に限ると痛感。寒い日には山荘で鍋焼きなどもいいと思うが。日の出山からは結構な下り。御岳山駅前の当てにしていた店は休み。当惑するも、駅の売店で鮎の塩焼きをゲット。山頂に立ち食い蕎麦はないとのこと。ちょっと予定が狂ってしまった。あとで調べると、「滝本庵」はケーブルカー滝本駅にあったのだった(汗
 これからつるつる温泉に向かうか、それとも古里駅か鳩ノ巣駅に下り、御嶽駅近くにある手打ち蕎麦の「玉川屋」でそばを食べるか。究極の選択というべきか。何れにしろ、歩き足りない感じで、ケーブルカーで下るのは慮外。結局(食欲に負け)、ビジターセンター付近から大楢峠経由で鳩ノ巣駅に下るルートへ。これは標準2時間30分の行程だけに、かなり歩き甲斐があった。全体で約6時間という行程。
 「玉川屋」は有名店で、有名人なども見かけるそうだ。代替わりしてから味が落ちたという話もあり、毀誉褒貶相半ばする店ながら一度は暖簾を潜りたかった。昼時を過ぎているので難なく席を取れた。蕎麦はなかなかのものだったが、つゆの味が薄いように感じたのは疲労から塩分を求めていたのかも。藁屋根の外観は味わい深い。接客も感じのいいものだった。ざるそば750円也。店を出ると「本日終了」の札がかけてあった。

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