今回の登山は金時山。新宿から小田急箱根高速バスで行くのが早くて安い。しかし、紅葉の箱根登山鉄道を撮りたかったので、小田急に乗った。小田原から箱根登山鉄道。湯本駅で箱根登山バスの「金時山ハイキングパス」を購入。1,300円で湯本~宮ノ下の登山鉄道と湯本~乙女峠などの区間がフリーになる。
ルートは乙女峠から登り、金時登山口へ下るもの。下山時の芦ノ湖、仙石原の展望は素晴らしかった。快晴といってよく、富士山もよく見えていたが、風が強くて、寒くて山頂での休憩は洒落にならないほど。登頂後、ラーメンを作って食べようなどど思っていたが、それどころではなく。外のテーブルにも「ガスなどの使用禁止」とあった(これは営業上の理由)。おにぎりを1個持っていたのでそれを食べ、金時茶屋で甘酒を注文したが、金時娘の姿はなく、代わりに孫?が手伝っていた。
下山時に軽装の相当年配の女性とすれ違い、挨拶したのだが、金時茶屋の昔の記念写真で見た金時娘の面影があった。その方が有名な金時娘ではなかったかと。矢倉沢峠に閉まった茶屋があり、その近くに木のテーブルがあったので、ここで湯を沸かしてラーメンを。強風のため難儀した。いつも時間的にギリギリな登山なので、今日はまったりした登山がしたいと思ったのだが・・・。
下山後の楽しみは温泉。御殿場市の「温泉会館」にはぜひ行きたいと考えていた。窓から富士山を眺める、大迫力の浴槽があるそうだ。しかし、バスの時間の関係であきらめ、箱根湯本に戻ることに。仙石バス停から小田原行きのバスに乗車。先頭に並んだので座れたが直ぐ満員に。他のバス停では積み残す事態。道も渋滞でえらいことに。「そうだ、箱根はそうだった」と思い出した。バスはノロノロ進行するが、宮ノ下で何とか登山鉄道に乗り換えた。こちらも朝の国電並みの満員。いやはや、紅葉の箱根は大変なことになっていた。大平台~塔ノ沢と進む間も道路を見ると大渋滞。宮ノ下でバスを降りたのは賢明な判断だったようだ。立っていた女子グループが「小田原から新幹線で」などと話していたが、肝心の湯本まで一体どれくらいかかったことか・・・。
箱根湯本駅の真上に位置する「かっぱ天国」で野天風呂に入浴。入湯料750円で、上品とはいえないにしても、真正の湯本温泉。湯上がりにビールをやって、けだるく家路を辿った。
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