参院選で列島が熱く燃えた日。喉の渇きを覚えたままテレビを観ていると画面にかき氷の絵が。そういえば、去年長瀞で氷を食べたなと思い出した。秩父鉄道もしばらく撮っていないし、久しぶりに出掛けてみようと思い立つ。
池袋から東武東上線に乗って小川町経由で寄居へ。小川町あたりで雨が車窓に当たり始めた。寄居駅からは秩父鉄道に乗り換え上長瀞で下車、上長瀞親鼻間の荒川に架かる鉄橋へ急ぐ。小雨なので傘もささずに駆け足で。というか、傘を買おうにも駅前にコンビニもない。通常、折り返しの熊谷方面行きを下流側から撮ると逆光になる 。逆光を浴びて輝くパレオエクスプレスを撮るつもりだったが、雨模様で光も弱いので無理。雨をよけて河原の薮の中から撮影。どうにも中途半端に終わってしまった。川面ではラフティングのボートやカヤックが漂っていた。雨で乗客がいないのか、ライン下りの船は見かけない。 長瀞は名水に恵まれた土地柄だから、蕎麦を食べさせる店も多い。撮影後、近くにある手打ち蕎麦の店でもりそばを頼んだ。その店にもかき氷はあるのだが、折角だから天然氷のかき氷が食べたい。阿左美冷蔵金崎本店に向かうと、夏の日曜日だから想像通り行列。それでも、炎天下という状況でもないので、30分ほどでテーブルに案内された。今回は煎茶あずき(黒みつ)を注文。天然氷の口当たりはやさしい。口に含むとさらっと溶けていく感じだ。やはり、氷は暑い時期がおいしい。
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