フォトパス マリン祭

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 30日、水中写真愛好家を対象にした「フォトパス マリン祭」が神田小川町のオリンパスプラザ東京で開催された。フォトパスの感謝祭は時々開かれているが、水中写真に特化したイベントは、「フォトパス」を銘打ったものとしては初めてではないかと記憶する。11時の開場からちょっと過ぎた時間に到着すると、既に入口に行列が出来ていて驚かされた。


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 今回のイベントはダイビングのシーズンを迎える直前というタイミングだが、メイン・ターゲットは新発売になったOLYMPUS PEN Lite E-PL1と専用の防水プロテクターPT-EP01のユーザー、ないし導入を検討を検討中の人と思われた。当日は4名の水中写真家が登場、セミナーや相談コーナーが持たれたが、清水淳氏のセミナーでもPT-EP01の使い方や外部フラッシュとの連繋が詳しく語られた。
 PEN用のプロテクターは中々いいようだ。何より小さく、軽く取り回しが楽なのがいい。これまでのDSLR用のプロテクターは高価であるのもさることながら、大きく重く、外部フラッシュを2個つけた状態は、まるでタラバガニが脚を拡げたような格好で、ボートからのエントリー以外考えられなかった。海岸、特に岩場から持って入るのは危険過ぎてやろうとも思わない。しかし、新しいE-PL1のシステムは専用のハンドストラップをつけて、コンデジ感覚で気軽に持ち運び出来る。
 さらに、これまでのプロテクターは使用するレンズに合わせてポートを用意しなければならず、一式50万円以上というシステムもざらだった。とても入門者に手が出るものではないし、年に何回使うかという投資効率を考えると、思い切り引いた。それに対しPT-EP01はオリンパスのオンラインショップで6万円を切る価格で販売しているし、E-PL1と標準ズームの組み合せでも14万円以下だ(従来はプロテクターだけでそれ位した)。超広角9-18mmのセットでも18万円程度だ。これには正直グラッと来た(笑)。しかも、当日PEN水中セットを購入すればダイブコンピューターのプレゼント付きだ。最安でも4万円台、ふつうは7万円はする代物だけに効いた。
 このイベントがあとひと月早ければなぁ。実はE-520の防水プロテクターPT-E05用にINONのオリンパス・ドームポートをヤフオクで落札したばかり。それに併せて中古のストロボやアームなども購入してしまった。とても手が出ない。水中写真を撮るなら交通費(沖縄なら飛行機代)やダイビングショップの費用、ボート代など経費も大きい。金喰い虫というしかないのだった。伊豆や真鶴あたりに実家がある人が羨ましい。

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