秩父の宝登山の臘梅が見頃と聞いて出掛けてみた。今年は例年より開花が早いそうだ。ルートは新宿から湘南新宿ライン。熊谷から秩父鉄道で長瀞を目指すのだが、大宮駅で下車、駅弁を求めた。購入したのは高崎駅の「鶏めし」だ。「だるま弁当」と並んで高崎名物で、以前から気になっていた。大宮駅の駅なかの充実ぶりは凄い。駅弁の品揃えも群を抜いている。熊谷駅で駅弁を調達するのは無理と思っていたが、構内でおぎのやの「釜めし」を売っていた。これにはちょっとグラッと来た。
長瀞駅からはシャトルバスでロープウェイの駅まで移動。その車中で衝撃の情報を聞かされた。何と待ち時間40分以上という。ウーン、やられたという思い。しかし、ここまで来ちゃったからには諦めるわけにもいかない。登山道を登っても60分位と聞いてこちらを行くことにした。いきなり低山トレッキングに変更という始末。まあ、嫌いなわけでもない。中腹の展望のいい場所で駅弁を開いた。これが中々の美味。鶏のそぼろが特においしく頂けた。山頂に達すると曇りで、せっかくの臘梅も青空バックとはいかない。これには参った。臘梅の黄色は青空に置いてこそ引き立つのだ。仕方なく望遠で圧縮効果を狙ったり、下界の風景をバックに撮ったりと四苦八苦。紅梅を入れてみたり。それでも帰り頃にはちょっとだけ雲が切れ、青空が覗く部分も。それを背景に撮ってはみた。
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