八方尾根

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 信濃森上で下車、白馬駅に向かって歩く。両駅間を流れる松川の河原から北アルプスを背景に普通列車と橋梁を撮る予定。しかし現地に着いて当惑。積雪がもの凄く、河原に下りる道が判別出来ない。積雪量は軽く1メートルはあるだろう。ゴム長姿でうっかり踏み入れば抜け出せない恐れが。雪解けの季節でないと無理かも。仕方なくここからの撮影を断念。この後、白馬岩岳スキー場に向かう積もりだったが、ここから望む八方尾根スキー場があまりにダイナミックで魅了されてしまった。急遽予定変更して八方に向かうことに。


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 ゲレンデ直下のレンタルショップで板とストックだけ借りて、ゴンドラリフト「アダム」に乗車。終点の兎平は標高1400M。空は晴れ渡り、北アルプスの山容が目を射た。あまりにダイナミック、絶景というしかない。ここからリフトを乗り継いで標高1800M地点に上ると五龍岳、鹿島槍ヶ岳の雄大な景観が展望出来る。この景色には圧倒された。ニセコアンヌプリ山頂から羊蹄山を望む眺望にも比肩しうる。あるいはそれをも凌ぐかと。八方尾根スキー場は全山コブだらけ。全コース圧雪されていて、しばらく降雪がないと見えてガリガリでエッジを効かせるのにも苦労。長野オリンピックの滑降コースとして使われただけに、上級の技術を要求するスキー場と思われた。

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