富山地方鉄道

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 宇奈月温泉から富山行きの特急電車に乗り込む頃には雨粒が落ちて来た。今回の富山行きは富山地方鉄道の撮影も目的の一つ。橋を渡るローカル列車を撮ろうとプランを温めてきた。NHK「趣味悠々」の『デジタル一眼レフで撮るローカル線の旅』第3回にも登場した路線だけに、録画を何度も見直した。富山地方鉄道は他の鉄道を引退した車両が利用されている。今回乗った特急うなづき号も「レッドアロー」の愛称で有名な西武鉄道の特急型車両5000系が前身。


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 とりあえず昼食ということで、JR富山駅構内の「立山そば」で天ぷらそばを。ここのは蒲鉾に「立山」の刻印があるので有名。蕎麦は普通の袋蕎麦だが、つゆが特においしいと思った。電鉄富山駅から上滝線の岩峅寺行きに乗車。大川寺で下車、常願寺川に架かる鉄橋を渡る列車を撮る予定。ここは夏に室堂から市内に出て来た時通った所で、その時から目をつけていたのだ。平行して走る橋から立山を背景に撮れるのだが、雨は横なぐりになってしまい視界もないため遠方は写らない。仕方なく雄山神社付近の踏切から撮ることに。モハ10030形(旧京阪電鉄特急3000形)の普通列車。その後、岩峅寺経由で立山に向かい有峰口で下車。道に迷いながら山中で千垣鉄橋を撮影。4時台ながら既にうす暗く、最後の立山駅近くの真川鉄橋を撮る頃には夜の帳が下りてしまっていた。富山地方鉄道は、列車はお古が多いし駅舎は木造でぼろぼろ。乗客もまばらでやっていけるのかい、と心配になるほど。それと関連があるのか料金は割高。1日フリー切符もなし。それでも、あまりに鄙びた様子が鉄道ファンの心を捉えて止まない。
 19時過ぎに富山に戻って来たけれど、23時01分発の夜行急行「能登」で帰るので時間を潰すのに一苦労。駅ビル内の「白えび亭」で地酒と白えびをやり、ほたるいかの天丼を食べた後待合室で日本シリーズを観戦。それでも間が持てず、「北陸フリーきっぷ」で来ているので金沢まで行ってみることに。わざわざ「北越10号」に乗って金沢へ。金沢の地を踏むのは初めて。折り返し22時15分発の「能登」に乗るべくホームへ。「北陸」との2ショットが撮れた。北陸新幹線が開業すれば、いやそれ以前にもいつ廃止になってもおかしくない489系ボンネット車両。伝説のラウンジに座ったりして上野への帰路を辿った。

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