24日の朝。前日同様ダイビングショップの車で那覇港へ。今日は参加者20名以上と多く、ショップのボート(クルーザー)に乗船して出航。シュノーケリングや体験ダイビング、ファン・ダイビングにAWD講習と、参加者もさまざま。今日も天候は安定している。波を切って進むボートのデッキで、既に150本潜ったという女性に話を聞いたりしているうち、慶良間に到着。慶良間は今日も凪だ。潜水地は座間味島唐馬東。
2009年8月アーカイブ
23日の朝、ダイビングショップの車でホテルからピックアップして貰い、那覇港に向かった。今日も朝からいい天気で、太陽が眩しい。東京は秋の気配が漂って来ているが、沖縄は真夏だ。今日は参加者が2名と少ないので、自前のボートではなく他のショップの乗客と乗合いという形で出航。慶良間までは1時間ほどの行程。石垣島では停船中に大きくロールして船酔いに苦しんだが、今日は波も殆どない。念のため酔い止めの薬も服用しているし、まず大丈夫だろう。
8月22日から25日迄の日程で沖縄を旅した。目的は前回、台風の直撃を受けラストの1本が潜れず保留になっていたダイビングのライセンスを取得するため。本土で終了させることも出来るし、その場合紹介状を書くとも提案されたが、やはり気心知れた所で完了させたいと思い、1年待った。あまり早く計画を立ててもその間に台風が発生すればそれでアウト。したがってギリギリまでチャンスを見極め、直前に申し込む形になってしまってANAの「旅作」では日程が立てられなかった。旅作をうまく使えば那覇市内3泊でも往復航空運賃込みで5万円以内でプランを立てられるのだが。お盆の時期はホテルも空いていたが、その翌週は夏休みも終盤だし希望するホテルも予約困難。やむなくSKY便で予約を取ったが、新型インフルエンザの報道があってキャンセルもあったのだろうか、突然WEBからの予約状況が一変。土日でも法華クラブあたりは取れそうな雰囲気だったが、もうこの際最初予約を取った東横インで行くことにした。典型的なビジネスホテルだが、朝食がサービスされるしいろんなホテルに泊まってみるのも必要かなと。ダイブの講習は翌日からだが、午後3時30分頃到着の便で、ゆいレールに乗っておもろまちまで行けばチェックインに丁度いい。
2001年から8年間に亘って松坂屋で開かれていた「銀座・中古カメラ市」だが、今年から新宿髙島屋に会場を移して開催。松屋のカメラ市も有名だけれど、松坂屋のはオリンパス関係の出品も多く、フィルターやらフォーカシング・スクリーンやら実用品も充実していて好きだった。E-P1の購入に旅行費用など出費も多いことから、何を買うわけでもないけれどちょっと覗きに出掛けた。クラシックカメラの雰囲気を味わうだけでもいい。
7月から8月にかけて梅雨の名残のような天気だったが、ここへ来てやっと夏らしい気配。夜になると意外なほど涼しさを感じる日もあるが、ここ数日は蝉の鳴き声の大合唱。行く夏を惜しむかのように、命の残り火を燃やし尽くすかのように、全身を震わせてその存在をアピールしている。
鉄道から花火まで何でも撮る、草食系ならぬ雑食系の自分であるけれど、意外なことに蝉を撮ったことはないのだった。ラベンダー絡みで蝶や蜂を撮ることは多いのだが。海野和男さんの著書「デジタル一眼レフで撮る 四季のネイチャーフォト」に影響され、この夏の形見として蝉の姿を残しておくことにした。いざ探すと中々その姿を視認するのも難しいものだが、どうにかアブラゼミを発見。その過程で抜け殻も見つけたので共々E-3とZD ED50-200mmで撮影。下から空バックで撮ると、空の明るさに引きずられシルエットになりやすいとの注意があったので、そうならないよう気を遣った。空と樹と蝉の組み合せは意外にポエティック。夏の一コマとして心に刻んだのだった。
この前、座間のひまわり広場についてのエントリーで、車でなく駅から炎天下歩いてくる人を「酔狂な人」と書いた。半ば呆れた気分で(自嘲気味に)書いたのだが、まさか再度これをやるとはなぁ。もう、二度と行くまいと思っていたのだが。暑くて暑くって。日曜日、目を覚ますと全天青空。前回ひまわりを撮って、残念だったのが青空バックでなかったこと。ひまわりの、あの黄色を強調するには何としても青空でないといけない。それでリベンジの思いが湧いて来た。それにOM-2SPに尾瀬とかで撮ったフィルムが残っているのだが、あと9枚くらい撮らないといけない。ベルビア50を入れているので中途半端なモノは撮りたくない。その点、ひまわり畑は申し分ない。というわけで100mm F2をつけて気合いを入れて出撃と相成った。今日は時間が早いので、撮り終えたらまた真鶴に向かう予定。防水デジカメ以外の機材は真鶴駅のロッカーに入れておくことにして。今回は小田急で海老名まで直行。相模線に乗り換え、2駅戻れば相武台下だ。相模線の乗り換えで、わずか10秒差くらいで橋本行きを逃し30分ほどロス。急いた気分で畑に向かうが、先週の畑はもう見頃を過ぎており、先の遠い畑に歩く羽目に。畑毎に種蒔きの時期をずらしてあるようだ。やっと満開のひまわり畑に到着。今回は冷たいお茶の用意も万全で、喉を潤してから撮影開始。の筈だった・・・。が、何か様子がヘン。OM-2SPのシャッターが下りないし。何か噛み合わせが悪いのかとレンズを外しても、その時はシャッターが下りるのだが。そのうち液晶の表示も消えて。ここに至ってやっと電池切れと気付いた。「いやっ、このタイミングで切れるものかい」と絶句。うーむ、仕方ないので電池切れでも機械式シャッターが切れる1/60で撮影。ピーカンだからF22まで絞ったが、他に露出計も持って来てないし、どんな感じか見当もつかない。100mm F2の美しいぼけ味を出すべく、開放あたりで高速シャッターを切りたかったなぁ。かなり打ちのめされた思い。まあ、尾瀬でニッコウキスゲを前にして電池切れなんてことがなかっただけましかな。こういうことがあると、重いがバックアップ機も必要だと思えてくる。シュノーケルだフィンだ、防水プロテクターだと抱えているのでDSLRは持って来ていない。本来、青空の描写が得意なE-1あたりがあったら良かったのだが。仕方なく、帰り道の道すがら少し盛りを過ぎた畑でOptio W10で撮影。既に気力は萎えてしまっていて。
銀座ソニービル1Fのソニー・スクエアにある。14tもの海水が入った大型水槽で沖縄から運ばれた魚と対面できる。1966年のオープン以来、今年で42回目というから歴史を感じさせる。都心で沖縄の海を実感。ちょっと癒される空間だ。子供たちが大喜びで跳ね回っていた。8Fには200インチの3D Aquariumも設置。「沖縄美ら海水族館」の「黒潮の海」大水槽を再現。8月末まで。
(元画像はE-P1の動画機能を使って撮影。この後丸の内東映で「剣岳 点の記」を観賞。こちらも大迫力でした)
☆
日曜日。朝から曇り空。真鶴に行きたいと思ったが、現地の予報は午後から雨。かなり気勢を削がれたものの、結局濡れるのだからとヘンな言い訳を考えて納得させる。真鶴に行くのならついでに寄りたい所があった。相模川沿いで座間市の肝いりでやっている「ひまわり広場」。何箇所かあるのだが、座間地区の座架依橋附近。蓮華を撮った時と同じ相模線相武台下駅で下車。直射日光こそないものの、延々と歩いて行くと玉の汗だ。栗原地区の畑(終了)では「ひまわり祭り」をやったらしいが、日曜というのにここでは何もなし。かき氷の販売でもあれば・・・。車で乗り付ける家族が殆ど。駅から歩いて来る酔狂な?人もちらほら。ひまわり畑の中の小径で記念撮影したりして。暑いが、何となくほのぼの楽しんでいるのだった。DSLRもしくはOM-2SPを持ち込むことも考えたが、海行きと雨予報から持って来たのは防水デジカメだけ。Optio W10で撮影。
今週も花火を撮ってしまった。花火、やっぱり萌えてしまいます(笑)。好きなんだな、これが。今回も候補が複数で、身を割かれる思い(←大げさ)。「東京湾大華火」と「あつぎ鮎まつり」の二者。東京湾は何回も撮っているが、いつも竹芝・芝浦埠頭からなので、今回はお台場から撮ってみるかと。スケジュールとして、早い時間から「船の科学館」を探訪、青函連絡船(羊蹄丸)を見た後、潮風公園に移り話題のガンダムを撮る。その後ゆりかもめで戻って「お台場海浜公園」から「のぞみ橋」。ここから屋形船やら運河に映り込む大玉を撮る。相変わらず、盛り沢山の計画(笑)。一方、あつぎ鮎まつりの誘惑は、何といっても最後を飾る豪華なナイアガラ。ナイアガラって、子供の頃筑後川の花火でよく見たが最近見たことが無い。もういっぺん見てみたいな、と。あと、露店が400以上も出るらしいので飲み食いしながら夏祭りらしい雰囲気を楽しめる。もう、撮るのはいいじゃないかと。今回は余裕をもって楽しみたい。
結局絞り切れず、最後迄迷ってしまった。しかも家でぐずぐずしてしまい、出発が何と18時過ぎ。新宿から山手線、りんかい線と辿れば何とか間に合うタイミング。厚木は小田急本厚木から歩いて15分だから着いたらもう始まっている。後半しか見られないかな。冷静なら、前者という判断だろうが。選んでしまったのは後者。機材は市川の時と同様揃えているが、撮るのはどうでもいいと。最後のナイアガラだけ見られれば満足かな。本厚木着は19時15分くらい。車窓から打ち上がる花火が見えていて、いやでも興奮。なかちょう大通り沿いに夜店がずらっと並んでおり、人で溢れている。会場は相模川・中津川・小鮎川の合流点。青くライトアップされた「あゆみ橋」を渡って海老名市側に移動。川原に下りて行く小径もあって迷ったが堤防沿いをそのまま進行。警官は空き地の方へ誘導するが、そこからは大玉、スターマインはよく見えるが川原は見えない。構わず打ち上げ地点を目指し、行き止まりになったので戻って露店の切れ目から裏の河川敷に出た。ブルーシートの間を歩いて堤防の、もう斜面という箇所にどうにか三脚を立てた。機材をセットして、撮るべきものを撮っていった。途中求めたスーパードライで喉を潤しつつ、多重露光でフォーカスリングを回して遊んでみたり。なかなか見事なスターマインが連続。圧倒される。さあ、ラストのナイアガラの時がやって来た。ここで大失態。前回E-3で撮ったコマがレリーズの開放し忘れ。ずっと露光状態だったので、メディアへの書き込みが終わらない。この間、ナイアガラが点火され、進行していくが肝心のシーンでキモの部分が撮れなかった(泣)。E-P1でムービーは撮ったのだが。ムービー終了時に静止画が一枚自動的に記録されるので、ピークの画像は撮れたが何故かISO1600になっていた。E-3でやっと撮れたのは、もう滝が終わった状態。うーむ、やってしまった。ビールでほろ酔いになっていたのが祟ったのかな。まあ、肉眼ではしっかり楽しんだし、脳裏に刻んだということで幕。
E-P1予約キャンペーンで申し込んでいた、MMF-1(フォーサーズ・アダプター)。予約殺到?とかで、発送が9月以降との連絡を受けていたが、思いがけず今日届いた。今迄はパンケーキの17mmだけでこなして来たが、これからは手持ちのZDレンズがフルに使える。早速、ZD25mmをつけてみた。画角はあまり変わらないが、AFも効くし絞り優先モードなどの使い勝手はフォーサーズ機と同じ。専用のOMアダプターMF2が用意され、これを使えばAFは効かないものの、絞り優先AEで撮れる。これを買いたいと思っているが、MMF-1が届いたら試してみたいことがあった。それはE-1を購入した時にプレゼントされたOM用アダプターをMMF-1につけて撮れるかどうかということ。実際にOM ZUIKO 50mm F1.4をつけてZD25を撮ってみた。結論としては、一応撮れる。ただ、フォーカスも含め完全なフルマニュアルだし、ファインダーがないので拡大表示してピントを合わせることになる。スナップを撮るのは無理で、あまり実用的ではない。やはりMF2を使うしかないようだ。
夏といえば、花火だ。夏らしくない夏とはいえ、被写体としてこれだけは欠かせない。8月に入ったばかりの土曜日。この日は花火大会が集中する日。思いつくだけでも神奈川新聞や小田原酒匂川の花火。大きい大会では板橋とか市川。その他ローカルな君津や横須賀、山中湖や相模湖などなど。その中で選んだのは、さがみ湖湖上祭。補欠?として酒匂川。いずれも5000発規模だが、少し田舎で観賞しやすいだろうという判断から。みなと祭の場所取りも困難な混雑ぶりや、隅田川の橋の上から撮影が難しいほど歩かされる体験を何年もしてきて、ホントに愛想がつきた。隅田は観るだけなら、まあ愉しく観れなくもない。しかし橋の上で目線にはロープが張ってあったりネットがあったりで、写真にするにはちょっとなぁ。欄干側の特等席の職業カメラマンには到底敵わない。そこからは障害物なしに川面を通る屋形船やら何やらを画面の隅に入れながら、尺玉の花火を遠慮なくモノすることが出来るのだ。マスコミの特権というわけで。
今回、メインの機材はE-3と決めていたが、せっかくE-P1を購入したことであるからその実写テストという動機もプラス。さらに動画で花火を撮ってみようとも思う。であるなら、三脚2台ということになるがこれは流石にまずい。重いし、足に引っ掛けたりとろくなことはない。そこで鉄ちゃん御用達のSLIK MULTI ARM導入という運びに。花火以外に、本来の?目的である鉄道写真にも使える。