富士山を撮り始めてから関連の情報に注意するようになった。その中で真冬の風の強い、晴れ渡った日というのが撮影に向いていると知った。強風が雲をも吹き払ってしまうのだろうか。昨日の日曜日は、正に朝からそんな天気。先週行ったばかりなのに、どうしても雪を纏った富士を撮りたくなって、矢も盾もたまらず出掛けてしまった。自宅からだと都庁の展望台の方が近いので誘惑されてしまうが、やはり前回のリベンジという思いもあり、一応の決着をつけておきたいのだった。
文京シビックセンターに着いて、エレベーターで上昇中もかなり不安。またまた春霞のようにもやっているのではないか?けれど、そんな気持ちは忽ち吹き飛んだ。窓際に寄らずとも白い冠雪に覆われた美しい山容が目を射て来る。おお、やった。シャッター・チャンス到来。慌ただしくバッグからカメラを出して構える。今回はE-3を持って来た。レンズは70-300と14-54だ。14-54mmにはEC-14を咬ませて距離をかせぐ。シャープなレンズだし、その表現力に賭けてみた。70-300にもテレコンを装着して撮ってみた。その場合はLightroom上で425mmという数字が示された。35mm換算で850mmという超望遠だから手振れ補正があってもどうかなと思う。三脚を使えないというのは苦しい。低振動モードでシャッターを押す動作の影響を最小限にとどめてみた。
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