銀座ニコンサロンで開催中の、海野和男さんの「蝶の道」が会期終了間近というので出掛けてみた。銀座に行くのならついでに日比谷公園に寄って、EC-14を70-300mmにつけてみた感触を摑んでおこうと思い、心字池に向かった。ここには何かしら野鳥がいるからだ。池に着いて直ぐに瑠璃色の小鳥が目に入った。カワセミだ!いるとは聞いていたが、こんな都心で遭遇するとは。都心といっても皇居の手つかずの自然がすぐ側にあるので餌とかには不自由しないらしい。カワセミを撮りたくて、野川に何度も通ったものだが何時も空振り。一度も見かけたことがない。だからカワセミを撮るのは初めての体験だ。興奮していたものだから絞り優先のまま。しかもISO100で固定していたものだから露出1/25秒位とシャッター速度が足りていない。しかし、どこかに飛んで行ってしまえばそれまでなので設定するより連写するのに夢中になってしまった。これは今後の反省点。しかし、翡翠とも清流の宝石とも形容されるカワセミを撮影できて嬉しかった。
海野さんの写真展は素晴らしいものだった。あの蝶の飛翔を時間と共に切り取ったような写真は、ちょっと真似できないものだ。海野さんの人生を凝縮したような写真集も拝見。帰りに展示してあるD300やD700を弄ってみた。D3にD3Xもだ。いずれも機械としての出来の良さというか造りの良さに感心。いいカメラ達だ。
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