石垣空港を離陸直後、機体が大きくバンクした時にリーフで囲われた島の鳥瞰図が視界に入った。実に美しい。残念なことにフィルム切れで撮影出来なかった。報道カメラマンの心得として、全部撮り切らずに一、二枚は残しておくというのを聞いたことがある。突発事態に備えるためというのだが、なるほどと思った。
那覇での乗り継ぎに2時間弱の空白があるのだが、ゆいレールで国際通り方面に出て夕食を摂るには慌ただし過ぎる。仕方ないので空港ビル内でぶらぶら時間を潰すことに。出発待合室から滑走路を眺めると、海上保安庁の倉庫前にYS-11が駐機しているのを発見。YS-11がANAのローカルから消えた時、どうしても撮影したかったが福岡とかに行く機会がなくて撮りはぐれていたのだ。現役では保安庁と自衛隊にあるだけなので、機会があったら撮りたいと思っていた。機体番号JA8780なら「しゅれい1号」だが、はっきりとは確認出来ない。JA8702と読めるような気もするが、それだと羽田基地所属の「ブルーイレブン」ということになり、そんな筈はないかと。滑走路越しにかなりの距離があるのでZD70-300mmで望遠一杯でも高精細というわけにはいかない。雰囲気だけは味わえたかな。一度ゲートを出てから空港ビルを徘徊していると見学者用のデッキを見つけた。ここから那覇空港に着陸する機体を撮影してみた。那覇は軍用機なども降りてくるから面白い。シルエット気味ながらP-3Cの機体を捉えることが出来た。
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