ZARDのヴォーカル坂井泉水さんが入院先の慶応病院で階段から転落、昨日死亡したという。う〜ん、大ショック。坂井泉水の透明感あふれる曲が好きだった。「負けないで」とか「揺れる想い」なんて名曲だと思うし。時々口ずさみたくなるような歌だ。美貌でもあったが、子宮頸がんで入院中だとは知らなかった。病状が芳しくなく、肺への転移が見られたという報道もあって自殺かと疑われたりしているようだ。2CHでは大黒摩季がTVで坂井の批判をしたことから、死との関連を疑われバッシングされたりしている。けれど坂井泉水の転落は一昨日で、大黒摩季が出演した(らしい)「ウチくる!?」は日曜のオンエアだから時間的に違うだろう。苦しい時に「負けないで」を聞いて励まされたりした思い出もあって、坂井泉水が病気に負けて死を選んだとは認めたくないな。とりあえずiTunes Storeから曲をDLして想いに耽りました・・・。
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2007年5月アーカイブ
残念なニュースです。先日、Adobe Creative Suite 3発表の記事でも報告しましたが、Adobe社のPhotoshopシニア・プロダクト・マネージャーであるJ.Nack氏のブログにFreeHandの開発終了を告げるアナウンスが掲載されました。これはAdobe社の公式見解に沿うものと受け取って間違いないでしょう。
FreeHand no longer updated; moving to Illustratorと題されたコラムでは、Macromediaによって数年前にリリースされたMXバージョンが最終のもので、もはやアップデートされたり新OSに対応することはないそうです。FreeHandユーザーにはIllustratorへの移行が推奨されています。Adobe StoreでのFreeHand MXの販売とサポートは当面継続される見通しです。
うーむ、かなり落ち込む話題です。アメリカのFreeHandユーザーからもアップデートを要望するコメントが寄せられてはいるようです。FreeHand MXの透視グリッドなんて機能は消失点を複数設定出来て、絵画の遠近法に沿ったユニークなアイデアでしたが・・・。
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Adobe Creative Suite 3 日本語版が発表された。一応PhotoshopとStudio 8のユーザーなので、当然のようにメールが来たわけだが。気にしていたFreeHandの消息はというと、どうも開発終了のようだ。それはMacromediaがAdobeに買収された時から予感していたことだ。何しろAdobeにはIllustratorという強力なソフトがあるし、業界標準になってしまっているので如何ともし難い。PCをいじり始めたころ、イラストレーターも触ってみたけれど余りに高価。それでもドロー系のソフトは必要で探しているうちに秋葉原でFreeHand 5.5のセール品を見つけた。5千円位だったと思う。イラレは8万以上していた。迷わずゲットして、以来バージョン・アップを繰り返しながら使って来たわけだ。イラストレーターは確かに高機能のソフトだけれど、バージョンが上がる度に重くなり化け物のようになってしまった。オブジェクト(レイヤー)を合成して描画モードとか設定できるのだが、そんなのフォトショでやればいいじゃんって思うわけだ。FreeHandにはそんな機能はないけれど、軽いのが取り柄だ。ベクター図形を切り貼りしたり、パスファインダーで切り抜いたり、ブレンドしたりと一通りのことは出来るし。どういう用途に使っていたかといえばベクター図形を作ってEPSで出力。3Dソフトに読み込んで押し出してレンダリングとせいぜいその程度なのでFreeHandで十分なのだ。レイヤーが50もあるような複雑な図形を作るわけではない。FreeHandのユーザーってどれ位いるのだろうか。アメリカでは一定のシェアを占めていたようだが国内では殆ど聞かないです。ましてMacromediaがAdobeに飲み込まれた以降はジリ貧だった筈だ。そして今回の発表だけれどDreamweaverやFireworksはCS3となって生き残れた。FreeHandは?うーむ。回答はIllustraor CS3のバージョン・アップ価格の設定画面にあります。FreeHandの全バージョンがイラレCS3へのアップグレード対象なのです。ということは、いい加減イラレに切り替えなさいね、ってことなのだ。イラレが恋しいFreeHandユーザーは26,000円で切り替えられます。悲喜こもごもというべきか。いずれにしてもAltsys社以来のFreeHandにも墓碑銘が刻まれそうです。いやいや、もっと使い倒す積もりではいますけれど。