年に一回公開される、東京天文台の三鷹キャンパスの特別公開に行ってみた。東京天文台は何度も訪れているが、特別公開は初めて。最寄り駅の武蔵境から、天文台方面行きのバス停にはちょっとした列が出来ていた。かなりの入場者があって、構内は大学の文化祭のような趣き。天文少年だった昔を思い出してウキウキしてしまった。天体望遠鏡のメーカーも機材を持ち込み、観望会に備えていた。
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特別公開とあって、普段は非公開の太陽フレア望遠鏡も見学出来た。広大なキャンパスは武蔵野の面影を留め、深まる秋の気配が濃厚に漂っていた。ここは本当にいい所で心が落ち着く。旧い歴史と最先端の天文学が自然の中に溶け込んでいるのも好ましい。一月後には紅葉も最高潮を迎えるだろう。
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