JR御嶽駅に下りて御岳大橋から渓谷を見下ろしたのは午後3時過ぎ。この時点で大銀杏には影が差していて、ちょっと落胆。まあ出発が遅かったので仕方ない。渓谷に降りる途中で蔦の絡まった民家を撮影。そして周辺のもみじも。ここの紅葉は絶頂を迎えていた。
楓と絡めて銀杏を撮り、橋を渡って玉堂美術館側に移動。大銀杏は2008年ごろから撮っているのだが、当時と比べると形がいびつになっているのが口惜しい。確か台風か何かでそれ以前に枝が折れたらしいが、なんだか勢いが失われているように思われてならない。御岳渓谷を堪能したら、帰る前にお楽しみが残っている。それは沢井に下って小澤酒造の澤乃井園での利き酒だ。「しぼりたて」と「辛口にごり酒」を利き猪口で頂いた。利き酒処は登山帰りの人らで一杯。若い女性のほか、白人系の外人が多いのに驚く。鳩ノ巣渓谷辺りでも頻りに見かけるし、奥多摩の自然は彼らの間にも浸透しているようだ。
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