本日開催予定のCP+ 2014は「悪天候による交通機関の大幅な遅れおよび運行休止が発表されているため、開催を中止することと決定いたしました」というメールが事務局から届いた。降雪の影響で東横線が不通になっていたりするのでやむをえないかと思う。話が前後するけれど、パシフィコ横浜には13日午後に入場、気になる機種のチェックはすませていた。ニコンブースではD610とDfで横浜港周辺のジオラマを撮影。Dfの実機にふれるのは初めてだが質感に参ってしまった。各パーツもいい材質が奢られている。クラシックなテイストもある高級機という感じだ。D610も必要十分な性能を持っていて魅惑的だ。オリンパスブースではSTYLUS SP-100Eが気になった。「イーグルズアイ」という名のドットサイト照準器を搭載。35mm換算で24~1200mmという光学系は野鳥撮影に威力を発揮しそうだ。
カメラメーカー以外ではDJIブースの「フライングカメラ」が目をひいた。複数のローターを回すヘリコプタータイプの空撮用カメラだ。プロ用のSPREADING WINGSのほか4ローターのPHANTOMも展示。こちらは手が届かない価格ではない。ビクセンブースでは新コンセプトの赤道儀を展示。単三電池やモバイルバッテリーで駆動、機能ごとに各パーツに分割、目的に合わせた組み替えが可能だという(参考出品)。SIGHTRON社のブースではセレストロンの天体望遠鏡のほかSky-Watcherで開発中のマウントを展示。「マルチファンクションマウント」というネーミングでパノラマ撮影、定点撮影、インターバル撮影やタイムプラス撮影など幅広い用途をカバーする自動駆動マウントということだ。さらにカメラクルーズモードや天体追尾の恒星時モードまで搭載という意欲的な製品だ。FUJIFILMのブースでは「スマホから、かんたんチェキプリント。」というセールスコピーの小さなプリンター「スマホdeチェキ」が面白かった。たとえば鎌倉などの観光地の案内所やコンビニに設置、スマホの画像をその場でチェキプリントなどという使い方はどうだろうか?
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