今回は「関東の駅百選」第4回選定駅から土合駅。かつて関東と新潟を結ぶルートは高崎線から信越本線を経るしかなく、それ以外は東北本線から磐越西線という迂回ルートしかなかった。1931年茂倉岳直下を掘削する難工事の末、清水トンネルが開通。新潟方面への最短ルートが誕生した。川端康成の「雪国」はこのトンネルを通って越後湯沢へ旅行した作家の体験がモチーフになっている。上越線の開通により、首都圏から電車だけで行けるアクセスのよさで谷川岳登山が一大ブームになったという。土合駅はその登山ベースに位置する。下り線ホームから462+24段の階段を上り地上に出ると、そこに山が聳えている。名にし負う豪雪地帯であるから、冬はすっぽりと雪に埋もれる。秋は紅葉に包まれて秘境というしかない無人駅である。

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 「関東の駅百選」第3回選定の駅から。根府川駅は初日の出を拝む有名スポットであるらしい。駅のホームから相模湾を眺めることが出来る。早川〜根府川〜真鶴間は東海道線でも指折りの絶景であると思う。極楽寺、三峰口のひなびた佇まいも何ともいえない。

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 この連休で一番のトピックは、北九州の登山グループが白馬岳で遭難、6人が全滅した事件だ。6人中4人が医師ということで、知性もあり山の経験もある人たちがなぜという疑問を抱いた。ルートは栂池から入山、乗鞍から白馬大池を経て小蓮華山というもの。同じ時間帯に登ったおばさんは「雨雲が出て来たのを見て引き返した」のだという。賢明な判断で命を拾ったわけだ。63才から78才という一同はなぜ引き返せなかったのか?このグループとすれ違った人は全員が疲弊しており「もう帰りましょう」と話しているのを耳にしたという。高齢だけに二度とはない機会という思いがあったのだろうか。「山は逃げない」という言葉がある。また来れるのだから、条件が悪いと思ったら潔くあきらめなさいとの戒めなのだが。やっと取った休みだからと無理して突っ込むのは危険とされている。白馬では以前も祖母谷からガイドに率いられて登ったグループが遭難、女性らが命を落としている。リーダーの責任は重い。報道ではシャツに雨具の軽装と伝えられ、あまりの無謀さに非難の声が上がった。しかし、白馬村山岳遭難防止対策協会の隊員が7日遺留品を回収。ザックには春・夏山用の羽毛ジャケット、冬山用ズボン、保温機能のある登山用下着、予備の手袋に簡易コンロもあり、遺体にはツェルトも巻き付いていたという(毎日新聞)。完全な冬装備ではないもののそこそこの用意はあったらしい。しかし、4日午後から吹雪になり視界不良となった上、白馬山荘では午後4時には氷点下2℃まで気温が下がったという。気圧の谷の通過による天候の急変が体力の落ちていた一行を襲い、低体温症と吹雪で着替えるチャンスもなかったというのが実態に近いようだ。尾根筋での天候悪化は怖い。もって他山の石としたい。

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