『岳』関連ということで、映画のロケ地にもなった八ヶ岳の山行記録。昨年の10月、美濃戸口から林道を歩いて、赤岳山荘を経て渓流沿いの登山道を赤岳鉱泉へ。大きな山小屋で、設備も充実。ここには温泉ではないが、風呂がある。檜の湯槽もいい雰囲気。大部屋に宿泊したが、同室は初老の夫婦だけ。関西の人で、明日は本沢温泉へ行くとのこと。
翌日は、朝から雨。行者小屋を経て、地蔵尾根を登る。E-3を持って来ているが、さすがにそうは枚数を撮れない。赤岳の山頂付近で撮っただけ。山頂直下の岩場は、これまでで一番険しかった。足場を探るのも一苦労。雨で滑るし、単独行だから慎重にならざるを得ない。この後、中岳を経て中岳のコルから下ろうと思っていたが、ガスで視界がないし、斜面をトラバースするうち、分岐が分からなくなってしまった。仕方なく、もと来た方向の明確な標識まで戻って、文三郎道を通って行者小屋へ。ここで昼食を摂って、小屋の人にコーヒーを頼んだ。とにかく寒い。地図を見ると、行者小屋から美濃戸までは南沢経由の方が(直線的に)近い。しかし、小屋番の人によれば「南沢は沢が多く、流量も多いので増水すると危険」ということで、北沢経由を強く勧められた。それで、遠回りにはなるが赤岳鉱泉を経て北沢を下った。美濃戸から林道を歩き、バス停のある八ヶ岳山荘に辿り着いて、缶ビールのプルタブを引き抜いた。
2011年5月アーカイブ
映画『岳』が公開中だ。昨秋、涸沢ヒュッテで予告を見て以来、気になっていた。キャストやストーリーなどの点で、いろいろ言われるのは仕方ない(山関係にもうるさ方が多い)。主演の小栗旬は、一見線が細いのだけれど、冬期の奥穂高岳山頂に立ったという一事だけでも感心する。サポート隊の助力も大きかったに違いない。ザイテングラードを登りきる辺りから、奥穂の岩壁に取り付く登山者の姿が目に入ってくるが、まるで直角の崖を登るように見えて、初めての時は固まった。実際には梯子も架けられているし、落ち着いて登れば大丈夫だったが、その時雪はなかった。
ロケ地は穂高周辺の他、八方や八ヶ岳、それに松本市内など。名だたる山岳地帯の映像美が圧巻。オフィシャルサイトの壁紙ダウンロードページにある2枚の写真は、多分このロケーション。白馬八方の山頂リフトからと、穂高白出のコルにある、穂高岳山荘裏からの眺望。
昨年、燧ヶ岳に登った時の写真を整理。その時、柴安嵓から尾瀬ケ原を俯瞰する構図で、QTVRの素材も撮っていたのだが、いまいち自信が持てずに放置。当日は、俎嵓のピークから一度鞍部に下り、柴安嵓に登って体力も消耗。大江湿原経由で沼山峠から帰る予定だから、時間に追われていた。ちょっとミスっても何度も撮り直していられなかった・・・。
PTGuiに読み込んでみると、機材であるQuickPan(KAIDAN)の一部が写り込んでいた。修正も出来ないので、全天周のムービーから、足下部分はカットしてレンダリング(汗
まあ、記録ということで。ついでに、これも長らく放置状態のウェブサイトも更新。見映えもちょっと変えてみた。CSSをいじったり、試行錯誤しつつ改良していくつもりではある。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110512mog00m040004000c.html
東京電力福島第1原発事故で、東電が広大な土地を所有する尾瀬国立公園の保全問題が浮上している。万一、損害賠償の財源にするため資産売却の対象になれば、東電が行ってきた木道の設置・修繕などに影響が出ることも懸念される。大澤正明・群馬県知事は11日の定例会見で「県として、尾瀬の土地売却は絶対阻止したい」と述べた。
懸念していた事態。成り行きに注目したい。
2010年11月、諏訪峡で「SLみなかみ」を撮影。同時にE-P1で動画も撮ったのだが、うっかり縦位置に構えたので、そのままでは掲載出来なかった。今回、手頃な動画変換ソフトを見つけたので、やっとまともに見られるようになった。ソフトはTranformMovieで、なかなか便利だ。周囲の鉄ちゃんのシャッター音が.....orz
鉄道写真を撮るようになったのはDSLR購入後のことだから、撮り貯めた画像はすべてデジタルだ。昔は誰でもフィルムで撮っていた。旧い写真も、それはそれで味があるものだ。「いつか銀塩で撮ってみたい」と思いつつ、ここ一番って時にはE-3やE-5に頼ってしまうので、銀塩機の出番はなかった。ある日、OM-1を構えてみて、これで撮ってみようという気分が芽生えた。それで、いすみ鉄道でキハ52を撮るのに携行。本番はE-420のAFをあてにして撮った。その前後、OMに持ち替えて普通列車のいすみ200型を撮ってみた。一応、ワインダー2をつけてきたのだが、MFだし、接近してくる移動体を撮るのにタイミングが合わず、失敗。体がDSLRのAF時のように反応してしまって。ワインダー2の連続撮影モード(sequence)は2.5コマ/秒と高速だが、慣れないと無理だ。下りの普通をミスってしまい、大原行きの上りでリベンジだ。今度はタイミングは合わせたけれど、シャッターも「シャキーン」と切れる感じで、単写モードで撮るしかなかった・・・。
(Data: OM-1 Zuiko28mm/F2.8 Kodak GC400)
鉄道の旅を続けているうちに出会ったキハ52たち。そのコレクション?からいくつかをピックアップしてみた。写真は只見線と大糸線での撮影。今回、javascriptによるスライドショーを導入しようとLightboxも考えてみたが、MT5には既にjqueryがデフォルトで入っているので、Lightbox互換のSlimbox2を入れることにした。写真を複数枚入れても、下にだらだら伸びないで、なんかすっきりした感じだ。
Slimbox2は軽くていいのだけれど、「ブログのように同一画面に複数の記事がある場合、それぞれの画像がスライドショーで連続して表示される」というバグがあるのが判明。うまい対応策も思い浮かばず、とりあえずjQuery版Lightboxプラグインを入れて回避。この問題に直面して研究された方のサイトを参考に。
2010年3月のダイヤ改正でJR西日本が保有していたキハ52 が大糸線から姿を消した。その内の1両キハ52-125がいすみ鉄道に譲渡されたことは暫く知らなかった。久しぶりにHPを覗いて、驚いたり喜んだり。しかも、旧国鉄色に塗り替えられ、4月末から観光列車としてデビューするという。この前、桜と菜の花を撮りに行ったばかりだが、そういう流れだからどうしても撮りたいと思った。
DBが元に戻ったので、いよいよMT4からMT5へのアップグレードに取りかかる。MacOSに戻って、Cyberduckでアプリケーション、スタティック、それにブログ・ディレクトリをローカル・ディスクにダウンロード。アプリとスタティックはすぐに済んだが、ブログ・ディレクトリのコピーにかなり待たされる。終わってみると、何と1.5GBもあるのだった。こりゃ時間がかかるわけだ。調子に乗って写真をアップしているうちにデータが貯まってしまったのだ。サイズは640×480pixelだし、解像度も72pixel/inchに抑えているのだが。今後は画像を減らすか、新規にブログを作って移行するかしないと。
次いでMTのバックアップ機能を使ってみるが、途中までは順調に進むが、コメントのバックアップが終わってからは全く進まない。ADSL回線で無線LANでDLするのでスピードが出ないのかと思うが、数時間かかっても終わらないのでバグではないかと疑う。他にバックアップもあるので、このまま行くことにする。
サーバの別ディレクトリにはMT5をすでにアップロードしてある。アプリケーション、スタティック、それにブログ・ディレクトリを削除した上で、さくらのコントロール・パネルにログイン、ファイルマネージャーでMT4のディレクトリにMT5のファイルを移動。ブラウザでアプリケーションディレクトリのmt.cgiにアクセスすると、アップグレードが開始されて無事にバージョン5.04に移行完了。やれやれ、大変な作業だった・・・。