2011年4月アーカイブ

MT5(続き)

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 編集画面で記事を一覧表示させてみると、すべて文字化け。テンプレートも化けているようで、新規の記事も作れない。読み込んだ元のsqlファイルをエディターで開くと、頭のあたりにSET NAMES ujisという指定がある。MTで使っているのはutf8なので、内部変換でトラブルを起こしているようだ。MySQL4.0で作ったDBの文字コードもutf8を指定していた筈なのだが。phpMyAdminの照合順序もutf_general_ciになっているのは問題ない。しかし、サーバの文字コードがujisになっている。これはMySQLにログイン、自分のDBにコネクトしてから次のコマンドを実行して分かった。

 mysql> show variables like 'char%';

そこでset names utf8;を実行。あらためて文字コードを確認。

mysql> show variables like 'char%';
+--------------------------+----------------------------------+
| Variable_name | Value |
+--------------------------+----------------------------------+
| character_set_client | utf8 |
| character_set_connection | utf8 |
| character_set_database | ujis |
| character_set_filesystem | binary |
| character_set_results | utf8 |
| character_set_server | ujis |
| character_set_system | utf8 |
| character_sets_dir | /usr/local/share/mysql/charsets/ |
+--------------------------+----------------------------------+
8 rows in set (0.01 sec)

やはりサーバとDBのコードは変わらなかった。さらに、この変更も今の接続限りのもので、ログアウト・ログインしてみるとujisのままなのだ。いろいろ調べてみるとmy.cnfの設定を変えればいいらしい。しかし、それは自分でMySQLをインストールした場合の話で、レンタルサーバの場合、my.cnfにアクセスする権限はないようだ。
 試しにDBをujisで作り直してsqlファイルを読み込んでみると、データが7MBくらいに少なくなった上に記事の相当部分が欠落してしまう。やはりutf8のDBにutf8に変換されたsqlファイルを読み込むしか手がないか。この時点ですでに5日ほど経過しており、最悪ブログ記事を失うのではないかと冷や汗が流れた。
 微妙であるのは、ブログに公開中の記事は少しも文字化けがなく、どんなカテゴリーでも最初の記事から表示できるのだ。これをフルコピーすれば、少なくともテキスト・データだけは回復できる。しかし、それにしても800以上の記事があるのだ。どれほど時間がかかることか。いや、何よりPCでDBを扱うという行為において、そんなアナログとも思える手段は論外というべきだ。
 とりあえず、使えるsqlエディターを入れ直そうと探してoracleのsqlエディターosqleditを入れてみたところ、これが大当たり。ファイルメニューから「文字コードを指定して読み直す」項目の中からutf8を選択したところ、何と一発変換。これにはのけぞるほど感激してしまった。細かいことをいえばujisで読み込んだ時の日本語表示が文字化けしてしまったが、一部だけなので、これは別ウィンドウでutf変換済みの文章と比較して校正。改めてFFFTPでアップロード。Poderosaでコマンドを打ち直してDBに読み込むと、無事に以前のままの記事が復活。万歳!

MT5

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 Movable Typeのバージョンを4から5にアップしてみた。MT5のリリースが2009年11月。ずっとスルーしていたが、時間が空いたので思い切って。けれど、案の定トラブルに見舞われてしまった。試練の連続というよりも、雨嵐というべきで。3から4に上げた時も大変だったが、そんなものではなかった・・・。
 

 天気のよい日曜日。特に予定もなく、鉄道を撮りに行くかという気がもたげて来る。今なら新府桃源郷の桃が満開だろうか。冠雪の甲斐駒や鳳凰三山バックに咲く花びらが瞼に浮かぶ。それとも秩父鉄道のパレオエクスプレスに乗りに行くか。カタクリは終わっているし、桜も散り際ではあるが乗り鉄という楽しみもあるのだった。秩父鉄道のSLなら土日に乗るしかない。迷った末、後者を選択。池袋 から東武東上線に乗車、小川町 で寄居行きに乗り換えだが、何と日曜は間引き運転ということで、SLの寄居発車時間に間に合わなかった。仕方なく長瀞から乗ることにして、東上線のホームからパレオエクスプレスを見送る。今日は「ぶらり!秩父・長瀞おでかけきっぷ」を利用。1,000円で寄居から長瀞まで乗れて、その先の長瀞〜三峰口がフリー区間になる。沿線で乗り降りして撮影するのに具合がいい。しかし、今日はSLを楽しみたい。武州日野から先は未体験であるので、是非とも終着の三峰口まで行きたい。自由席用のSL整理券500円も購入。


P4170879.jpg

さよなら630

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 マイ・ファーストPCである、Macintosh Performa 630を引取り業者に配送。1997年に新宿のSofmapで中古で購入。79,800円だったかと思う。まだまだPCが高価な時代、性能がまずまずの割にリーズナブル感があった。PCの知識なんて全くなくて、このマシンでイロハから学んだものだ。
 Performa 630は1994年の発売。Motorola 68LC040/33MHzプロセッサを搭載。AppleビデオシステムやTVチューナーなどのハードウェアに15種類のソフトウェアをバンドル。IDEタイプのHDを初めて採用、Performaシリーズでもベストセラーの1つだった。使いやすいマシンで、十分に楽しませてもらったが、慣れてくると性能面で不満を覚えるようになった。時代は既にRISCプロセッサのPower PCが主流で、クリエイターなどの間ではPower Macintoshが圧倒的に支持されていた。PDSスロットに差すアップグレード・カードなどもあったが、Power Macintosh 5200のCordycepsと呼ばれるタイプのロジックボードと差し換えるだけで、簡単にPower PC化することが可能だった。秋葉原の東京エレクトリックパーツで、このロジックボードを入手。憧れのPower PCマシンに進化した愛機を眺めて"PPC...PPC!"と叫んだものだ(笑)。
 当時、米アップルとIBMにMOTOROLAの三者が「Power PC連合」を組んで、MicrosoftとIntelの、いわゆるウィンテル陣営と覇を競い合っていた。世界シェアでいえば、PC/AT互換機が圧倒的多数であって、その後アップルに復帰したスティーブ・ジョブスがビル・ゲイツと握手、やがてインテル・プロセッサを搭載したMac Proなどの誕生につながって行く歴史を眺めると、感慨深い。
 OSも漢字TALK7から最後はMac OS 8.5あたりを入れていたと思うが、OS Xの登場時点でオールド・マックの出番ではなく、必要に迫られてiMac 600を導入。部屋に余裕もなくなり、哀れPerformaは箱に戻されて蟄居の身に。それが2000年頃の話だから、600MHz PowerPC G3に768MBのメモリではバージョン10.4.11を動かすのも、今ではかったるい。Safariの読み込みも遅いし、YouTubeを視聴してもコマ落ちって感じだ。現状、MacBook Proがメイン・マシンで、iMacはセカンドマシン。そして、そろそろ引っ越しも考えるようになってついに懐かしい68Kともお別れだ。いろいろ教えてもらって、愛着あるマシンだけにつらい。アイコン・パレードよ、さらば・・・!


Performa.jpg

房総横断

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 大井川に続いて、房総半島横断の旅に出た。「鉄道と桜」というテーマで追いかけているのだが、桜のピークは短いのでどうしても集中してしまう。去年は小湊鐵道の桜駅として有名な飯給駅を訪れたが、ちょっと早すぎて桜は撮れなかった。咲いた頃には磐越西線の旅に出ていたので、ピークを外した。それでどうしても今年は撮ってみたかった。


P4100743.jpg

 世は自粛ムードが流れ、都知事あたりが「花見をすべきでない」なんて強要する今日。観光地の旅館やホテルはキャンセル続出で悲鳴を上げているらしい。人が自宅に逼塞していれば、日本中で金が回らなくなる道理だ。計画停電やら、鉄道の混乱で経済も下降気味なのだから、雇用を増やさねばならない今、消費できる人はしたらいい。というように自分を納得させて(笑)、大井川鐵道の桜を見る旅に出た。


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