信濃森上で下車、白馬駅に向かって歩く。両駅間を流れる松川の河原から北アルプスを背景に普通列車と橋梁を撮る予定。しかし現地に着いて当惑。積雪がもの凄く、河原に下りる道が判別出来ない。積雪量は軽く1メートルはあるだろう。ゴム長姿でうっかり踏み入れば抜け出せない恐れが。雪解けの季節でないと無理かも。仕方なくここからの撮影を断念。この後、白馬岩岳スキー場に向かう積もりだったが、ここから望む八方尾根スキー場があまりにダイナミックで魅了されてしまった。急遽予定変更して八方に向かうことに。
2010年1月アーカイブ
南小谷行きの始発列車は地元の人の他、鉄道ファンの姿が目立った。2両編成だが、運転室のすぐ後ろに陣取ってDSLRのシャッターを切りまくっている車椅子の青年も。頸城大野、根知と山区間に入ると一面の雪景色。当初の計画では中土で下車、中土〜南小谷の山間部を走るキハ52を撮る予定。しかし、改めて時刻表を眺めると平岩で下りれば後続の平岩止りのキハ52形156と糸魚川行きの下りを撮れることに気付いた。ローカル線は運転間隔があって待ち時間が長いので、2倍の確率で撮れるのは魅力だ。それに平岩行きの赤い車体は雪に映える絶好の被写体。青とクリームのスカ色もいいが、国鉄のディーゼル色は是非押さえておきたい。既に中土までの切符を買ってあったが、平岩で下車することに。
糸魚川着は4時42分。去り行く「能登」を動画で撮影しつつ、別れを惜しんだ。信越本線の長岡〜直江津間を走っている頃から窓には小さな雨粒が当っていた。糸魚川駅構内も思ったほどには雪がなく、ちょっと不安になる。雪景色の大糸線を撮りに来たのだから、雪がないでは絵にならない。駅構内の赤煉瓦積みの車庫は歴史遺産として有名。積雪がないだけに、ラッセル車の姿はなく残念。
先週は大雪の影響で運休続きだった夜行急行「能登」。上越線も支障無く開通というので土曜日の夜に乗ってみた。始発の上野駅は23時03分発の寝台特急「北陸」を囲んだ鉄ちゃんで異様な熱気。3月のJRダイヤ改正でこちらも消え去る運命だ。「北陸」の発車ベルが鳴り、ゆっくりホームを離れ始めるとあちこちからフラッシュの洗礼が浴びせられた。そのテールランプが消えて行くと、今度は33分発の「能登」が入線。カメラやビデオを抱えた鉄屋がこぞってそちらへ移る。前回、「能登」への乗車は金沢からだったので表示窓に"FOR KANAZAWA"とあるのが何だか新鮮。
来る3月のダイヤ改正で廃止されることが決まった急行「能登」と特急「北陸」。黒部渓谷への旅に利用したのだが、この時乗っておいて本当によかった。それでも哀惜の情堪え難く、もう一度乗ってみたいと上野から糸魚川行きの計画を立てた。糸魚川からは大糸線に乗り換え、雪景色を走るキハ52を撮る予定。土曜日に指定席の販売機で申し込むも受付けられず、みどりの窓口で聞くと何と雪害により運休とのこと。空しく引き上げたものの、計画では大糸線の信濃森上あたりで下車、白馬の最寄りのスキー場でちょっと滑ってみようと考えていた。ここで計画を修正。昨秋谷川岳に登った時、天神峠までリフトに乗ったのだが、冬景色も美しいに違いなくそれも満喫してみたいと妄想。結局、翌日曜の早朝新宿駅から水上方面を目指した。高崎まで鈍行を乗り継いだが上越線の接続に1時間あって、時間が惜しいのでやむなく新幹線に切り換え上毛高原へ。
オリンパスのFotoPusに投稿するなどして貯まったポイントは、オンラインショップでの買物にそのまま1ポイント=1円で使用可能。但し全額充当出来るのではなく、通常は上限15%といった制限があるのだが、FotoPusのシステム更新の際のトラブルに対する「お詫び」という趣旨で、昨年末を期限として更に10%のOFFクーポンが発行された。100,000円の買物をすれば(ポイントがあれば)85,000円に割引きされ、更に8,500円分のキャッシュバックがあるわけだ。高額の機材の導入に有利だし、利用しない手はないなと思案したが、さすがにE-P1をE-P2に更新するのも躊躇したし、欲しいレンズもほぼ購入済みで資金の余裕があればE-3後継機のために貯めておきたいなどあれこれ考えてしまった。そこで今回は大物狙いではなくアクセサリー類の充実に目標を定めていこうと。具体的にはワイヤレス多灯撮影が可能なフラッシュFL-36Rだ。これは予てから欲しかったもので、カメラのホットシューにつけて撮影すれば避けられない影の発生もうまく回避出来る。被写体の左右からバウンスさせるなどして撮影する「ブツ撮り」のテクニックは奥が深いが面白い。オークション出品時の商品撮影にも使える。それとPEN用に製作された新発売のアルミケースと本革のボディジャケットとストラップ。E-420用の黒とは変えてE-P1にはブラウンとした。E-P1のアクセサリーはほとんど持ってなくて、この際ちょっとはお洒落してもいいかと(笑)。アルミケースにはE-P1本体と標準レンズや外付けフラッシュなどを組み込めるのだが、フォーサーズ・アダプターとOMアダプターの置き場にしてもちょうどいい。早速FL-36Rで撮ってみた。レフ板などがないため天井バウンスのみで(光量1/10 マニュアル)。
謹賀新年。というにはちょっと遅い更新だけれど。冬の風物詩、高校サッカーも9日には準決勝を迎え、国立競技場が舞台となる。今回、東福岡高校は2年ぶりに大会に戻って来た。前回は初戦、2戦目を危なげなくクリア。3戦目も勝ち、優勝校となった流経大柏との準々決勝でスコアレス・ドロー。PK戦で惜敗という結果だった。過去2回の優勝があるし、うち1回は高校三冠という栄誉なだけに、ひさびさの活躍を期待していた。今回、初戦は岐阜工が相手。2日、会場の西が丘サッカー場に向かった。