城と桜

 東京の桜もピーク。どこかで撮影したいが、どこへ行くか。迷った挙句、結局江戸城へ。折しも「春季皇居乾通り一般公開」中でもある。せっかくの機会は逃がしたくない。佐川前国税庁長官証人喚問中の国会議事堂前あたりから下って、桜田門から皇居前広場へ。さらに荷物チェックを受けてから坂下門を潜るのだから相当歩くことになる。場所柄、城と桜がメインテーマにならざるをえない。天守は遥かな昔に失われたままだから、富士見櫓は貴重な存在である。三重櫓と桜を重ねると背景にビルが入るけれど、やむをえない。

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宮殿、宮内庁を左手に見てさらに進むと右手に富士見多聞が見える。こちらは東御苑内にあって公開されている。その前にあるのはソメイヨシノ。脳内調整するのか、淡い薄紅色に見えるが、画像にしてみると殆ど白に近い。道灌濠近くにある枝垂れ柳のピンクと対照的。やがて東御苑への通路が見えて来るが直進。桜と石垣とのコントラストを撮って、乾門から退出した。空が曇りがちであったのがやや残念。

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