CP+2018

 今年もやって来たCP+の季節。いつも思うことだが、時が巡るのは早い。会場は例年通りパシフィコ横浜だが、今回は入場口まで外を延々と歩かされてしまった。北側の展示ホール1Fから入場すると、右手にシグマのブースがあって、いつものように中二階にバズーカ砲のような超望遠レンズ「APO 200-500mm F2.8」が待機している。通路を挟んで反対側がリコーイメージングのブース。THETAのほか、新発売になるPENTAX K-1 Mark IIを展開している。

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今回特に気になっているのはパナソニックから発売されたばかりの「LUMIX G9 PRO」だ。従来GH5がフラッグシップという位置付けだったが、動画性能に重点を置いたGH5に対して、G9は静止画フラッグシップというスタンスであるらしい。パナソニックブースでは待つこともなくG9を手にすることが出来た。レンズは5月発売の「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200」がついていた。中央のステージで踊るダンサーをターゲットに、AFの追従と連写性能をチェック。素早く選択できるカスタムマルチAFと秒20コマというAF追従連写もなかなかの仕上がりと思えた。富士フィルムのブースでは、APS-Cミラーレスの最新機種「X-H1」をチェック。展示機は縦位置グリップを装着していたが、マッチングもいい感じだ。軍艦部にあるダイヤル類は銀塩カメラを彷彿させるところもあって特徴的。シャッター速度をダイヤルを回して選択するのも意外に使いやすい。ボディ内手ブレ補正機構も搭載され、動画撮影性能もブラッシュアップされたということで、魅力的な一台に仕上がっていた。

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