今年もやって来た、新酒まつり「澤乃井 蔵開き」の日。奥多摩の醸造元、小澤酒造の酒蔵は青梅線沢井駅からほど近い。坂をだらだらと下って「満喫チケット」を千円で購入すると、時間をずらしたので並ぶこともなく蔵の中へ。利き猪口のプリントは今年は濃紺。若い人たちのグループが多い。できたて新酒の「しぼりたて」から最後の柚子酒「ゆずほ」まで11種類を頂くと、小さな猪口とはいえすっかり酔ってしまう。
この時期限定出荷の「しぼりたて一番汲み」を買って帰るのも大きな目的。生酒なので、酒販の流通網では入手できない。蔵元で直接買うか、特定の酒店が買い付けたものを予約購入するしかない。利き酒のコーナーで口に含むと、至福の境地。アルコール度数は19度以上ある。醸造所と青梅街道を経た反対側に位置する飲食施設「澤乃井園」は、ほぼ満席。渓流沿いの遊歩道を軍畑駅方面に下って「煉瓦堂朱とんぼ」に向かう。フードコーナーには鮎の塩焼きや石窯ピザの出店があり、ワークショップやライブステージもある。チケットについてる福引券で運試し。今年は酒粕の袋が当たった。まずまずかな。
コメント