東北沿岸の旅(2)

 二日目は早朝に起床、近くの豆腐屋で熱々の豆乳を頂く。民家に格子が多い、ノスタルジックな遠野の町を散策しながら駅に向かい、JRで釜石へ。隣接する三陸鉄道釜石駅は吉浜駅までの間が不通のままである(来年4月までに開通予定)。釜石でレンタカーを借りて大槌町への道を辿る。JR山田線の釜石〜宮古間は被害が大きく鉄橋が落ちたままで残っていた。

P5256427.jpg P5256495.jpg

 大槌町に入ると、沿岸部の大半は建物の基礎部分を残すのみで津波の傷跡をさらしていた。吉里吉里の海岸に足を伸ばして「ひょっこりひょうたん島」のモデルといわれる蓬莱島を眺めた。美しい海だが防潮堤は崩れたままであった。釜石駅に戻る途中、大槌北小の敷地に仮設の「福幸きらり商店街」に立ち寄り、大判焼きとコーヒーのセットを頂いて休憩。

P5256460.jpg P5256465.jpg