東京の桜も、ソメイヨシノはすでに散ってしまい、道端を染めていた花びらも、いまは見られない。散り際の潔さこそ桜なり。桜のシーズンの最後を飾るのが八重桜。過ぎゆく春を惜しむように咲き誇る。

皇居東御苑の花たち。白いのはハクサンシャクナゲで、黄色味掛かったのがヒカゲツツジかキバナシャクナゲではないかと思うが、判然としない。桜の絢爛さには及ばないけれど、これらはこれらで美しい。E-M1 MarkⅢとM.Zuiko 12-40で撮影。

皇居東御苑の天守台を上ると、左手に見えるオオシマザクラ。ソメイヨシノに合わせて行くと、いつもまだ蕾なのだが。今年は他の桜に合わせて一気に咲いたようだ。白に幾分かうすい黄色が混じった感じで美しい。天守台で見るべきはこれだ。

東京の桜も満開。中野区立中央図書館に行ったついでに、なかのZEROの庭園にある枝垂桜を見てきた。下から眺めてもいいけれど、本館3Fの南側外にある回廊から俯瞰で見るのが最高。豪華絢爛な桜を楽しめる。

JR高円寺駅前のロータリーにある枝垂桜。まだ三分咲きといったところかな。ちょうど入線してきた列車と一緒に撮影。満開が待ち遠しい。

例年、桜に先行して咲くハクモクレン。三月上旬は、蕾のままじっと我慢していたが、ついに開化。そして一気に満開になった。圧倒的な美しさ。しかし、あっという間に散るから今しか楽しめない。

寺院の多い界隈で、紅梅とお堂の対比が美しいと思って、つい撮影。万寿山松応寺。火灯窓の形が好きだ。山門前には、禅寺らしく「葷酒山門に入るを禁ず」の碑が。

新宿西口の住友ビルにある三角広場。その一角にある水道事業の記念的オブジェクト。ちょっと圧倒される。

2月に入って、春の兆しを感じる日が多くなった。寒い日もあるけれど、暖かい日が増えてきた。三寒四温かな。近所の公園に咲いた梅の花を撮影。紅梅が匂うような華やかさをふりまく。

黄色い菜の花の画像が、テレビ画面いっぱいに広がった。神奈川県中郡二宮町の吾妻山公園の菜の花。富士山を背景に楽しむことができるので有名。こころが動いて、菜の花を撮りたくなった。幸い、近所の駐車場のフェンス際に生えている。背景はともかく、春の魁とも感じられる菜の花だった。
