オリンパス問題(2)

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 8日、一転してオリンパスの関与を認めた高山社長。英医療メーカー、ジャイラスの買収額2100億円、及び国内のアルティス、ヒューマラボ、NEWS CHEFの3社の買収額730億円は90年代からの財テク目的の有価証券投資で発生した損失の穴埋めに使われたことを認めた。当時の財務担当である菊川前社長、森副社長を解任、山田監査役からは辞任の申し出があったことを説明。四半期報告書を14日までに提出できない見込みになったことから、東証は監理銘柄に指定。12月14日までに決算書が発表できないと上場廃止の可能性が大きくなった。1000円台で推移していた株価は再度急落、週末の11日には終値460円をつけた。12日の毎日新聞は「同社は近く過去20年分の有価証券報告書の訂正を提出する方針を固めたことが11日分かった。これを受け証券取引等監視委員会は、旧経営陣の個人による企業買収を巡る不正疑惑と、会社が問われる有価証券報告書の虚偽記載問題を切り離し、虚偽記載については課徴金などの行政処分にとどめる方向で検討に入る模様だ。このため同社は上場維持となる公算が出てきた」と報道。各紙も同様の観測記事を掲載。週明けのオリンパス株価は急反発、ストップ高となり540円で比例配分された。15日も終日買い気配で推移、前日比18.5%高の640円で売買が成立、なお6776万株の買い注文を残した。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111112ddm001020208000c.html

 オリンパスは有利子負債が6500億円に上る(社債を含めると7000億円)。同社が16日に開く金融機関向けの説明会を前に、みずほフィナンシャルグループは債務者区分を引き下げ損失処理を行ったことを明かした。一方、主力の三井住友フィナンシャルグループは主力行としての責任を認めつつ、「内視鏡などの医療分野で7割のシェアをもっている。社会的重要性を加味した上で必要な支援は行っていく」と支援継続の姿勢を示した。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111115ddm008020109000c.html
 
 説明会はオリンパス本社(新宿)で行われる予定を近くの京王プラザホテルに変更、500人収容可能な会議場だったが、出席者は100人程度にとどまったという。

 オリンパス、有利子負債2600億円圧縮(日経)
「損失隠しが発覚したオリンパスは16日、東京都内のホテルで主力取引銀行の三井住友銀行など銀行団向けに説明会を開いた。約6600億円ある有利子負債を今後3年で約2600億円圧縮する財務計画を提示。問題取引の経緯を説明すると同時に財務リストラを加速する姿勢を示し、金融機関に取引継続を求めた。主力行の多くは第三者委員会による調査結果を踏まえ、金融協力の可否を検討する考えを示した」
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819591E3E4E2E0E38DE3E4E3E3E0E2E3E39F9FEAE2E2E2;bm=96958A9C9381949EE3E5E297998DE3E5E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

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