谷川岳山開き号

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 谷川岳山開きに合わせて、登山夜行列車が26年ぶりに一晩だけ復活することを知った。夜行列車を利用して谷川岳に登る話は、深田久弥の「日本百名山」にもあったと記憶する。今回、たった一度の機会と思い、参加してみることにした。列車は183系で、大宮総合車両センター所属のOM103編成(上野側が183-1527)。7月2日23時33分、上野駅16番ホームを発車。車内はガラガラだったが、大宮・高崎あたりで団体も乗車。かなりの乗車率になった。


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 3日2時50分、土合着。地下のホームでは、みなかみ町の関係者らが一列になって歓迎。486段の階段を上って地上に出ると、駅前の広場には篝火や焚き火の炎が上がり、いい雰囲気。雨がぽつりぽつり落ちて来たが、土合霊園では、和太鼓演奏やら安全祈願神事やらで盛り上がっていた。群馬県知事も来ていたようだ。この日、ロープウェイも初の早朝営業とかで、5時から運行とのこと。賑わいを横目に、一人マチガ沢へと歩いた。5時ちょっと前に登山口。沢沿いに登ると、第一見晴台からは、マチガ沢の雪渓が目に入った。冷気が忍び寄って来る。巌剛新道もその名の通り厳しいルートだが、直前に草刈りを済ませてあったらしく、助かった。森林を抜け、西黒尾根との分岐「ラクダのコル」7時15分着。昭文社の地図による、標準時間内で来ている。ここからは西黒尾根核心部の蛇紋岩の上りだが、全く調子が出ない。前回は、土合山の家に前泊。今回の夜行列車は手足も延ばせず、熟睡もできず、完全徹夜のようなもので、その影響だろうか。土合から山頂までは標高差が約1300メートルあるのも事実。ここから80分、8時40分頃に登頂予定。谷川岳ロープウェイの土合口駅前から11時の関越バスに乗れたら、水上駅で上毛高原行きに乗換え、諏訪峡大橋からD51+C57の「SL重連みなかみ物語号」を撮れる。11時35分の便でも、駅に到着するギリギリで撮影可能。しかし、この辺りから足が上がらなくなり、標準タイムに遅れ始める。雨は上がって、時折晴れ間が覗くほど。高山植物が咲き乱れ、疲れを癒してくれる。ここでエーデルワイスの近似種「ホソバヒナウスユキソウ」を発見。国内では、至仏山と谷川連峰だけに見られ、憧れの花でもあった。天神尾根との合流点にはまだ雪渓が残っていた。ひさびさの雪歩き。疲れもピークに達し、休み休み歩いたので9時25分頃に頂上。SLは諦め、肩の小屋で食事するなど、ゆっくり休憩。帰りのルートは天神尾根。90分で天神平着、ロープウェイで楽々下山。有り難さが身にしみた。12時10分、土合口駅前。みなかみ温泉で日帰り入浴して、戻りのSLを狙う手もあったが、疲れ切っていたので、土合駅14時発の臨時快速に乗車することに。上りには自由席の設定もあるので。特急停車駅の水上もスルーで、高崎・熊谷・大宮のみに停車。16時49分に上野駅に帰って来た。

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