マウントの行方

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 リコーがHOYAからPENTAXのデジタルカメラ部門を買収するというアナウンスがあった。PENTAXは新しいQマウントを発表したばかりで、先行して「アストロ・トレーサー」の開発も聞かされたばかりなので、驚いた。話自体は2年ほど前からあったという。リコーとしては、645、K、Qのマウントを存続させ、DSLRを傘下に収める。一方、PENTAXはコンパクトカメラの分野を強化できると総括したらよいか。リコーはGRデジタルというユニークなカメラでファンを掴んでいる。GXRは存続が微妙か。将来的には、PENTAXのコンパクトも統合される流れかも知れない。とりあえずPENTAXブランドは残った。買収とかの話は、社内にどうしても漏れてくる。そうした環境下で開発を続けるのは、かなりキツかったに違いない。
 オリンパスからはE-P3などが新登場。爆速という噂の「FAST AF」を搭載。フォーカスエリアも35点に増え、「フルタイムAF」を実現したという。新センサーはE-5並の解像感を誇り、画像処理エンジンもデュアルコアに進化。となると、FT機の立ち位置が危うくなってくる。MFTがFTを凌ぐほどに高性能になれば、(経営資源の)「選択と集中」という空気がたちこめてくる。もはやE-7の登場はないと覚悟はしているが、鉄道写真などここ一番で頼りになるのは、大きくて重いE-5なのだ。光学ファインダーを覗いて、列車を視野に呼び込む興奮といったらない。これが液晶モニターではいけない。そして、この一瞬しかない時間を切り取るのに、AFは絶対外してはならない。
 E-3はすでに処分したが、手元にFT機が5台もある。どうしたものかと悩む日々が続く。

コメント(1)

Pentaxとリコーの話は驚きました。
でも、HOYAの中で窮屈な思いをしているよりもリコーと一緒になる
事の方が今後面白い製品開発につながるのではないかと期待します。
特に、サムスンなど海外メーカーに売却とかで無かったのは良かっ
たです。

ところで、最近になって各社のカメラの実売価格が上昇傾向にある
と感じませんか?
震災以降、基幹部品の供給が追いつかなくなっているのかなと勝手
に想像しています。

そのためか、最近は新製品の発表もほとんど有りませんね。
久々に Pentax から Q の発表がありましたが、発売日がなかな
か発表できなかったのも部品の供給の問題では? と。

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