秩父鉄道の秋

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 彼岸が近づいて、曼珠沙華と列車という感じで何か撮りたいものだが、今年は猛暑の影響で有名な巾着田でもあまり花がついていない。それでも田舎道には早咲きのが1本くらいはあるかと思ったが、目指した秩父路でも全く見当たらなかった。池袋から東武東上線で寄居へ。寄居駅で出発して行くパレオエクスプレスを撮ろうとE-3を構えたが、何とメモリーカードが入っていない。そうだ、前夜CFを出してPCに読み込むつもりでいて、そのまま寝込んだのだった。


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 出掛けに慌てていたのでCFを戻すのを忘れていた。こんなことは初めて。初歩的なミスに動揺。今日に限ってスペアのカメラも持って来ていない。頭の中は真っ白。もう、諦めて帰るか熊谷に出てカードを買い、戻りのSLを撮るかなど、あれこれ思案が駆け巡る。駅前にある写真店に飛び込むが、デジタルは扱っていない。ままよと一軒だけあるスーパーLIFEに走ると、DPEコーナーに在庫があった。Transcendの1GB(133倍速)で2,380円は高いが地獄に仏の思い。枚数は撮れないが、今日はこれで乗り切るのだ。
 三峰口行きの普通列車を浦山口で下車。近くのキャンプ場から浦山川橋梁を行く下りのパレオエクスプレスを撮影。その直下あたりは流れがなく淀んでいるのでうまくすれば映り込みが撮れるのだが、子供達が遊んでいるのでだめだった。まあ、それはそれで景色の一部ともいえる。
 浦山口から次の武州中川駅に移動。近くにあるという蕎麦畑の花越しにSLを撮れるかもと期待。行ってみると、白い花が一面に咲いているのだが、背景がちょっとうるさいので断念。武甲山は見えるのだが。
 結局、今日も親鼻橋を渡るSLを撮ることに。やはり、秩父鉄道では決定的なポイントなので。秋になって落日が早いので、下流側からは上りのSLを逆光気味に撮れる。逆光に輝く荒川とシルエットになったパレオエクスプレスのコントラストも美しい。いきなり来た、予定外の石炭列車を撮れたので、上流側に移動して、超望遠で順光のSLを撮ろうかと心が動いた。今日は50-200とテレコンも用意している。しかし、意外と逆光で撮るチャンスはないものだ。肝心な時に雲が出たりもする。順光なら何時でも撮れる、と思い直し川の中心近くまでせり出した岩場に登ってSLを撮影。本日の予定を終了。

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