五能線の旅「夕陽を追って」

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 日本海に沈む夕陽を見たくなって、鉄道の旅に出た。目指すのは青森の深浦あたり。東能代〜川部間を結ぶ五能線は予てから憧れの路線だった。しかし、鉄道でとなると青森はあまりに遠い。今回、「青春18きっぷ」の残りが2回分あるのでこれを使い切るのにちょうどいいと考えた。当初、「ムーンライトえちご」で新潟に出て、羽越本線経由で日本海沿いに北上する計画を立てた。ところが、夏休みとあって土曜夜発のムーンライトはほぼ満席。JRのサイバーステーションで三角マークが出ていたので、慌てて中野駅のみどりの窓口に駆けつけたが、タッチの差で指定席券を逃してしまった。翌週の土日も満席ということで、諦めかけたが考えてみれば帰路は内陸部を通る予定だったので、旅程を逆転して帰りにムーンライトに乗ることにした。これだと空席は十分にある。


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 21日10時56分東京駅発の「こまち15号」秋田行きに乗車。前日に急遽決定した旅程のため、指定席券を押さえられず仙台までは立席特急券ということに。90分ほども立って行くのは結構辛い。14時54分秋田着。15時28分発の奥羽本線大館行きに乗車。その前に秋田駅で売っている大館の有名駅弁「鶏めし」を確保。大館行き普通列車はロングシートだし、学生もたくさん乗っているのでホームでスーパードライを空けただけで弁当を抱えたまま車中の人になった。
 16時25分東能代着。同30分発の五能線深浦行きに連絡。念願の五能線ローカルは期待通りボックスシート。ダッシュで窓際の席を確保。やはりこの席でないと車窓風景を眺めつつ駅弁を味わうのはツライ。風味だけでなく旅情も味の一部だ。それにしても、ここの「鶏めし」は旨い。これまでは高崎駅の駅弁がベストと考えていたが。大館駅のも決して引けを取らない。というより、一般には大館の「鶏めし」こそ日本一という評判なのだ。
 列車は18時15分深浦着の予定。深浦〜広戸間の撮影ポイントから海岸を走る快速「リゾートしらかみ6号」を撮りたいが、深浦着18時18分だからちょっと無理。それで艫作なら間に合うと見て艫作迄の乗車券を買ってあった。webで調べた結果、当地の日の入りは18時30分前後。どの駅で夕陽と列車という構図で撮れるかは、ギャンブルというしかない。現地で下見したわけでもないので、艫作でうまく海を入れて俯瞰の構図で撮れるかも不明。宿は十二湖駅で下りた森山海岸に取ってあった(不老ふ死温泉は直前では無理だった)。ここも有名ポイントだが、快速の十二湖駅着は18時46分。既に日没後で撮影は厳しい。しかし、艫作からの足もないし、宿の食事は19時に依頼していたのでリスキーだが十二湖駅で下車。17時49分着だから森山海岸まで歩いても撮影地を探す時間は十分にあった。ただ、うまく夕陽と絡めるのが難しい。あれこれ歩き回るがこれ以上ないポイントをゲットするには至らず。そのうちに日も海に沈んで暗くなって来た。ヘッドライトが近づく。待ちに待ってやって来た「リゾートしらかみ」だがISO800で撮っても十分な露出は得られず厳しかった。やはりタクシーで移動を覚悟してでも艫作で撮るべきだったかな(続く)。

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