石垣島④

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 旅も最終日。石垣島でどうしても買いたかったのが、言わずと知れた「石垣島ラー油」。ここ最近のラー油ブームの余波で、入手がますます困難であるらしい。というか、ブームに火を点けたのがここのラー油だとも聞く。初日に空港から乗ったタクシーの運転手の話では朝8時頃行列に並ばないとダメとのこと。これには驚いた。一昨年買った時は店でふつうに買えた(一人1個と制限はあったが)のだが。大きな荷物を宅配する手続きを済ませ(カメラのバッテリーを抜くようにうるさく言われた)、身軽になってホテルを早めにチェックアウト。新栄公園に沿って公設市場に向かって歩いて行った。ハイビスカスが美しい。E-P1のファンタジックフォーカスで撮影。


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 石垣市公設市場向かいの辺銀食堂に近づくにつれ、長い行列が目に入ってうめいた。歩道に沿ってどこまでも続く人の列・・・!200人はいるだろうか。「ぷしぃぬしま」のスタッフから聞いた「6時半位から並んでいる」という情報は嘘じゃなかった(笑)。時計をを見ると7時40分。この時間からでは無理かも知れない。オリンパスの社員も行列に並んでいて(奥さんに頼まれたのかな)びっくり。8時から係員が整理券を配り始めた。これを貰えば9時からの営業時間中に何時でも買える。半ば諦めかけていたが、何とか券を貰えた。グッジョブ!
 街は湿気があって朝から蒸していた。9時まで時間を潰そうとうろうろするが、喫茶店もまだ開いてない。路地をさまよっていると「ラー油買うの?あるよ」の声。実は行列の先頭100人位はアルバイトだと聞いた。早起きして並べば1,000円貰えるらしい。それで土産店などで1,000円上乗せして売っていたりする。ちょっと残念な話だけれど、島の人にとっては現金収入の糧なのかも(東京でも家電量販店の開店目玉商品に徹夜で並んでいるのは中国人だと聞く)。
 チサンリゾートホテルのロビーでシークァーサー・ジュースを飲んで時間を待つ。9時に辺銀食堂の入口に着くと、案の定何も知らない観光客がラー油を買いに来ていた。事情を知らなければ、定時にやって来るのは無理もない。階段を上がって行ったカップルが残念そうに降りて来た。ちょっと気の毒だ。開店と同時に整理券と引き換えに購入した「石垣島ラー油」は800円(一昨年は735円だった)也。公設市場に移動して、お土産の「紅いもタルト(石垣製)」やシークァーサー果汁などを求めた。
 石垣空港に早めに着いたので、JAL側のターミナルを探検。ANA側にはショップと食堂が一つずつしかないが、JAL側は土産店も充実している。八重山そばを食べさせるカウンターもあったが、那覇での乗り継ぎに35分あるので空港食堂でソーキそばを食べるつもりだから我慢。ところが、何と石垣11時25分発の那覇行きに遅延が出てしまった。機材の準備に遅れ、さらに滑走路で到着便の着陸を待ったため、那覇では次便に変更という話も。結局、乗継ぎ予定の126便が待っていてくれたのだが、係員の「お急ぎ下さ〜い」の声に急かされて、ソーキそばどころか空弁さえ買えずに搭乗する羽目に(泣

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