磐越西線の旅①

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 「青春18きっぷ」も房総と大井川鐵道の旅で3枚使用。残りの2枚を使い切るために、新宿発の臨時夜行快速「ムーンライトえちご」に乗った。目的は今年も4月3日から運行開始された「SLばんえつ物語」の撮影と乗車だ。高崎までは別に購入した切符を使用。0時を過ぎてから最初の停車駅である高崎から4枚目を使用開始。高崎では14分の停車時間があり、この間に臨時となった夜行急行「能登」が入線して来る。車両は485系6両。見慣れたボンネット型でないのが悲しい。


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 「ムーンライトえちご」は4時51分新潟着。「SLばんえつ物語」は新潟9時43分発。往路の上り会津若松行きを磐越西線のどこかで撮影するとして、それまでの時間は先行して別の箇所で普通列車や快速を撮ろうという計画。一応WEBや本などで撮影地点の情報はチェックしてみたが、実際に現地で見ないと何ともいえない。「お立ち台通信」vol.2の特集が磐越西線なのでこれと「鉄道 絶景の旅」磐越西線の回を持って来てはいる。新潟発5時18分発の信越本線普通列車に乗り、36分新津着。6時06分発磐越西線の鈍行に乗り換えた。陽が上がると好天気。幸先良い。しかし、山区間に入って五十島、三川と過ぎる間にすっかり靄に覆われてしまった。鹿瀬駅を過ぎた深戸橋梁を撮ろうかとも思ったが、次の日出谷駅で下車。直前に靄が晴れ、まだ雪を冠った美しい山容を垣間見たことも背中を押した。日出谷駅は快速も通過する無人駅。なぜか「ばんえつ物語」の停車駅だ。鹿瀬側に向かって歩くと阿賀野川に架かる美しい当麻橋梁がある。これは絶好の撮影ポイント。他にも橋を渡り終えた列車を俯瞰で撮れるポイントや平瀬地区の踏切近くから大カーブの内側を狙うポイントも。そこには既に三脚が何本も立ち、追っかけらしい車が駐車中。ここでは当麻橋梁のポイントで下りを、他に発見したポイントで下り快速を撮った。ゆっくり駅に戻って来る途中、道端でフキノトウを見つけた。当地ではようやく春の使者が訪れたところ。山間部でもあり、桜の開花は五月の連休頃とみた。フキノトウは天麩羅にしたり、味噌汁に入れてもうまい。春の食彩を空想しながら次の撮影地、山都に向かった。

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