大糸線に乗る

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 南小谷行きの始発列車は地元の人の他、鉄道ファンの姿が目立った。2両編成だが、運転室のすぐ後ろに陣取ってDSLRのシャッターを切りまくっている車椅子の青年も。頸城大野、根知と山区間に入ると一面の雪景色。当初の計画では中土で下車、中土〜南小谷の山間部を走るキハ52を撮る予定。しかし、改めて時刻表を眺めると平岩で下りれば後続の平岩止りのキハ52形156と糸魚川行きの下りを撮れることに気付いた。ローカル線は運転間隔があって待ち時間が長いので、2倍の確率で撮れるのは魅力だ。それに平岩行きの赤い車体は雪に映える絶好の被写体。青とクリームのスカ色もいいが、国鉄のディーゼル色は是非押さえておきたい。既に中土までの切符を買ってあったが、平岩で下車することに。


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 糸魚川から乗って来た南小谷行きは、平岩でかなりの時間停車。この間にいろんな角度から撮影することが出来た。この列車が6時57分に出ると後続の7時01分着が来る。折り返して糸魚川行きになるのでこれを見送ると追っかけの人も車で去っていった。次は8時12分の下り列車。それまで平岩駅で待機だ。平岩は無人駅ながら感じのいい駅だ。ホーム上の眺望も申し分なく、かなり長い時間列車をフォーカス出来る。駅前には酒も扱う雑貨店があるが、日曜日の早朝とあって残念ながら開いてなかった。かなり寒くて暖かいものが恋しい。時間があり余っているので駅周辺をぶらついて撮影。冠雪の山容が美しい。近くを流れる大所川に架かった橋から撮れるポイントを発見。ここで下り列車を撮ってから8時53分発の南小谷行きに乗車、9時18分南小谷着。同9時40分発の松本行き普通列車に乗り換え、9時56分信濃森上着。信濃森上は映画「銀色のシーズン」で田中麗奈がスキーを抱えて列車を降りるシーンのロケに使われた駅だ。

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